初心者でもわかる！ExcelのXLOOKUP関数完全ガイド

Excelでデータを検索する際、VLOOKUP関数を使ったことがある方も多いでしょう。しかし、XLOOKUP関数を使うと、より簡単に、そして柔軟にデータを検索できます。今回は、XLOOKUP関数の基本から応用まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

目次

Excelのイメージ

XLOOKUP関数とは？

XLOOKUP関数は、Excel 2021以降やMicrosoft 365で使用できる新しい検索関数です。従来のVLOOKUPやHLOOKUP関数と比較して、以下の点で優れています

XLOOKUP関数の基本的な使い方

XLOOKUP関数の基本構文は以下の通りです

例えば、商品コードから商品名を検索する場合

この数式は、セルの値をB2\:B10の範囲で検索し、対応するC2\:C10の値を返します。もし該当がなければ、「該当なし」と表示されます。

応用編複数の結果を一度に取得する

XLOOKUP関数は、戻り範囲に複数の列を指定することで、一度に複数の結果を取得できます。これを「スピル機能」と呼びます。

例えば、以下のように数式を入力します

この数式は、セルの値をB2\:B10の範囲で検索し、対応するC2\:E10の値を一度に取得します。

よくあるエラーとその対処法

XLOOKUP関数を使用する際に、以下のようなエラーが発生することがあります

これらのエラーを避けるためには、検索範囲と戻り範囲のサイズを一致させ、スピル範囲にデータがないことを確認してください。

よくある質問や疑問

Q1: XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使用できますか？

XLOOKUP関数は、Excel 2021以降やMicrosoft 365で使用できます。Excel 2019以前のバージョンでは使用できません。

Q2: VLOOKUP関数とXLOOKUP関数の違いは何ですか？

VLOOKUP関数は、検索範囲と戻り範囲が同じ範囲内でなければならず、検索値が左端にある必要があります。一方、XLOOKUP関数は、検索範囲と戻り範囲を別々に指定でき、検索値がどの位置にあっても検索できます。

Q3: XLOOKUP関数で複数の条件を指定して検索することはできますか？

はい、XLOOKUP関数では、複数の条件を組み合わせて検索することができます。例えば、AND関数やOR関数を組み合わせて条件を指定することが可能です。

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まとめ

XLOOKUP関数は、従来のVLOOKUPやHLOOKUP関数と比較して、より柔軟で使いやすい検索機能を提供します。基本的な使い方をマスターすれば、業務の効率化に大いに役立つことでしょう。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。