皆さん、こんにちは！今日は、Excel 2016を使っている方向けに、最新のXLOOKUP関数が使えない場合でも、同じようなことができる方法をご紹介します。特に、パソコンやスマホの操作に不安がある方でも、安心して理解できるようにお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
Excel 2016ではXLOOKUP関数は使えません
Excelのイメージ
まず最初にお伝えしたいのは、Excel 2016ではXLOOKUP関数が使用できないということです。XLOOKUPは、Microsoft 365やExcel 2021以降のバージョンで導入された新しい関数であり、Excel 2016には含まれていません。ですので、XLOOKUPを使いたい場合は、Excelのバージョンをアップデートする必要があります。
Excel 2016でXLOOKUPの代わりに使える関数とは？
では、Excel 2016でXLOOKUPの代わりにどのような関数を使えばよいのでしょうか？以下の2つの方法をご紹介します。
VLOOKUP関数を使う
VLOOKUP関数は、指定した範囲の中から検索値を探し、同じ行の指定した列から値を返す関数です。例えば、商品コードを検索して商品名を取得する場合などに使用します。
書式は以下の通りです
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索方法)
ここで注意したいのは、VLOOKUP関数では検索値が含まれる列が範囲の最初の列でなければならないという点です。これが制限となる場合があります。
INDEX関数とMATCH関数の組み合わせを使う
INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、より柔軟な検索が可能になります。MATCH関数で検索値の位置を特定し、その位置をINDEX関数に渡すことで、目的の値を取得できます。
書式は以下の通りです
=INDEX(戻り値範囲, MATCH(検索値, 検索範囲, 0))
この方法では、検索範囲と戻り範囲を別々に指定できるため、VLOOKUPのような制限がなく、より自由な検索が可能です。
実際の使用例
例えば、以下のような商品データがあるとします。
| 商品コード | 商品名 | 価格 |
|---|---|---|
| リンゴ | 100円 | |
| B002 | バナナ | 80円 |
| C003 | オレンジ | 120円 |
このデータから、商品コード「B002」に対応する商品名を取得したい場合、以下のように関数を使用します。
=VLOOKUP("B002", C4, 2, FALSE)
また、INDEXとMATCHを組み合わせる場合は、以下のように記述します。
=INDEX(B2:B4, MATCH("B002", , 0))
どちらの方法でも、結果は「バナナ」となります。
よくある質問や疑問
Q1: Excel 2016でXLOOKUP関数を使いたい場合、どうすればよいですか？
Excel 2016ではXLOOKUP関数は使用できません。代わりに、VLOOKUP関数やINDEXとMATCH関数の組み合わせを使用してください。
Q2: VLOOKUP関数とINDEX+MATCH関数の違いは何ですか？
VLOOKUP関数は、検索値を範囲の最初の列で探し、対応する値を指定した列番号から返します。一方、INDEXとMATCH関数の組み合わせは、検索範囲と戻り範囲を別々に指定できるため、より柔軟な検索が可能です。
Q3: INDEX+MATCH関数の組み合わせを使うメリットは何ですか？
INDEXとMATCH関数の組み合わせを使うことで、VLOOKUP関数ではできない左側の列を検索対象にすることができます。また、列番号を指定する必要がないため、列の順番が変更されても影響を受けません。
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まとめ
Excel 2016ではXLOOKUP関数は使用できませんが、VLOOKUP関数やINDEXとMATCH関数の組み合わせを使用することで、同様の機能を実現できます。これらの関数を使いこなすことで、データの検索や抽出がより効率的に行えるようになります。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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