Excelを使っていて、「データの最後の部分を探したい」「下から上へ検索したい」と思ったことはありませんか?そんなときに便利なのが、Excelの新しい関数「XLOOKUP(エックスルックアップ)」です。今回は、XLOOKUPを使って逆方向の検索を行う方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
目次
XLOOKUP関数とは?
XLOOKUP関数は、Excelの新しい検索関数で、VLOOKUPやHLOOKUPの機能を一つにまとめたものです。これにより、以下のことが可能になります
- 縦横どちらの検索も対応
- 検索方向を指定(上から下、下から上)
- 左から右、右から左の検索も可能
- 部分一致やワイルドカード検索にも対応
特に、従来のVLOOKUPではできなかった「右から左」や「下から上」の検索が、XLOOKUPでは簡単に行えます。
逆方向の検索(下から上)を行う方法
XLOOKUPで逆方向の検索を行うには、関数の「search_mode」引数を利用します。この引数に「-1」を指定することで、下から上への検索が可能になります。
例えば、以下のようなデータがあるとします
| 名前 | 日付 | 売上 |
|---|---|---|
| 田中 | 2025/08/01 | 50,000円 |
| 佐藤 | 2025/08/02 | 60,000円 |
| 鈴木 | 2025/08/03 | 70,000円 |
このデータから、「2025/08/02」の売上を下から上へ検索したい場合、以下のようにXLOOKUP関数を使用します
=XLOOKUP("2025/08/02", B2:B4, C2:C4, "該当なし", 0, -1)
この関数は、「2025/08/02」をB2:B4の範囲で検索し、対応する売上額をC2:C4から返します。もし該当するデータがなければ、「該当なし」と表示されます。
実際の活用シーン
XLOOKUPの逆方向検索は、以下のようなシーンで役立ちます
- 最新のデータを取得したいとき
- 履歴データから最新の情報を抽出したいとき
- 重複データの中から最後の一致を取得したいとき
例えば、顧客の購入履歴から最新の購入日を取得したい場合などに便利です。
よくある質問
Q1: XLOOKUP関数はどのExcelバージョンで使用できますか?
XLOOKUP関数は、Excel 365、Excel 2021、Excel for the webで使用できます。Excel 2019以前のバージョンでは使用できません。
Q2: XLOOKUP関数の「search_mode」引数にはどのような値がありますか?
「search_mode」引数には以下の値があります
- 1: 上から下へ検索(デフォルト)
- -1: 下から上へ検索
- 2: 昇順にソートされたデータでのバイナリ検索
- -2: 降順にソートされたデータでのバイナリ検索
Q3: XLOOKUP関数で複数の条件を指定して検索できますか?
はい、XLOOKUP関数では複数の条件を組み合わせて検索することができます。例えば、複数の列を連結して検索キーとし、対応する値を取得することが可能です。
まとめ
XLOOKUP関数を使うことで、従来のVLOOKUPやHLOOKUPでは難しかった逆方向の検索が簡単に行えるようになります。特に、最新のデータを取得したい場合や、履歴データから特定の情報を抽出したい場合に非常に便利です。
もし、この記事を読んで「もっと詳しく知りたい」「実際のデータで試してみたい」と思った方は、ぜひExcelを開いて実際にXLOOKUP関数を使ってみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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