Excel XLOOKUPで部分一致を活用する方法

Excelの便利な関数「XLOOKUP」を使いこなすことで、データ検索が飛躍的に効率化されます。今回はその中でも、特に初心者の方が理解しやすいように、XLOOKUPを使った「部分一致」の方法について解説します。Excelの検索機能を活用して、データをもっと素早く、そして正確に探せるようになりましょう！

Excel XLOOKUPの基本を押さえよう

Excelのイメージ

XLOOKUPは、指定した条件に合ったデータを検索し、対応する値を返す非常に強力な関数です。VLOOKUPのような他の検索関数と比べても、より柔軟で使いやすいのが特徴です。では、まずはその基本的な使い方をおさらいしましょう。

基本的なXLOOKUPの使い方

XLOOKUPを使うには、まず次のような構文を覚えます。

実際の例を挙げてみます。「製品名」と「価格」が一覧になっている表から、指定した製品名に対応する価格を調べるときに使います。XLOOKUP関数は、以下のように記述します。

=XLOOKUP("製品A", , B2:B10)

これで、「製品A」に対応する価格が表示されます。

部分一致を使うための工夫

XLOOKUPは、基本的には完全一致で検索を行いますが、部分一致を使用してより柔軟な検索ができます。この部分一致の使い方を理解すると、データの検索方法が大きく変わります。

部分一致を使う方法

部分一致を利用するためには、XLOOKUPの引数にワイルドカードを使います。ワイルドカードは、特定の文字列を含むデータを検索する際に便利です。以下の手順で、部分一致を設定してみましょう。

例えば、「\*A」と入力すれば、「A」を含むすべての値を検索対象にします。次のように関数を記述します。

=XLOOKUP("*A*", , B2:B10)

この関数では、列Aから「A」を含む製品名を検索し、その対応する価格を返してくれます。

部分一致を使うときの注意点

部分一致を使うときには、いくつかの注意点があります。特に注意すべきは、ワイルドカードを使った検索が意図しない結果を返すことがある点です。たとえば、「*A*」で検索すると、文字列のどこに「A」が含まれていても一致とみなされてしまうため、結果が広範囲にわたる可能性があります。

注意点

• 部分一致検索は、検索する文字列がどこに含まれていても一致するため、結果が予想以上に多くなることがあります。
• ワイルドカードを使いすぎると、必要なデータが取得できない場合があります。特に部分一致の検索範囲が広すぎると、意図しない結果を得てしまうことがあるので注意が必要です。

よくある質問や疑問

質問: XLOOKUPで完全一致と部分一致を同時に使うことはできますか？

回答: はい、XLOOKUPでは、完全一致と部分一致を使い分けることができます。検索値を調整することで、完全一致の場合はそのまま入力し、部分一致の場合はワイルドカード（\*）を使うことができます。必要に応じて柔軟に使い分けましょう。

質問: XLOOKUPで部分一致が上手く機能しない時の対処法はありますか？

回答: 部分一致が機能しない原因として、検索範囲に空白や不要な文字が含まれている場合があります。まずは検索範囲を確認し、必要のないデータを取り除くことが大切です。それでもうまくいかない場合は、文字列の形式が一致しているかも確認してみてください。

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まとめ

XLOOKUPの部分一致を活用することで、より柔軟なデータ検索が可能になります。ワイルドカードを使いこなすことで、条件に合ったデータを効率よく見つけることができるようになります。初心者の方でも簡単に使えるので、ぜひ試してみてください！

もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。