ExcelのXLOOKUP関数：初心者でもわかる使い方ガイド

Excelでデータを探すとき、VLOOKUP関数を使ったことがある方も多いのではないでしょうか？でも、VLOOKUPにはちょっとした不便さがありました。そこで登場したのが、より使いやすく進化した「XLOOKUP関数」です。今回は、パソコンやスマホの操作に自信がない方でも安心して使えるよう、やさしく解説します。

VLOOKUPからXLOOKUPへ進化したポイント

Excelのイメージ

VLOOKUP関数は、縦方向にデータを検索するのに便利でしたが、いくつかの制約がありました。例えば、検索する列が左端でないといけなかったり、列番号を数えるのが面倒だったり…。XLOOKUP関数は、これらの制約を解消し、より柔軟で使いやすくなっています。

XLOOKUP関数の基本的な使い方

XLOOKUP関数の基本的な構文は以下の通りです

検索値探したいデータ（例商品コードや社員番号）
検索範囲そのデータが含まれている列や行
戻り範囲検索値に対応する結果が含まれている列や行

例えば、商品コード「」を検索して、その商品名を取得したい場合、以下のように入力します

これで、\:の範囲から「」を探し、対応するB列の値（商品名）を返してくれます。

初心者でも安心！XLOOKUPの便利な使い方

XLOOKUP関数は、以下のような場面でも活躍します

例えば、郵便番号「100-0001」を入力すると、対応する住所「東京都千代田区」を自動で表示するような使い方ができます。

よくある質問や疑問

Q1: XLOOKUP関数はどのExcelバージョンで使えますか？

XLOOKUP関数は、Microsoft 365のExcelやExcel 2021、Web版のExcelで利用可能です。お使いのExcelがXLOOKUP関数に対応しているかは、任意のセルに「=X」と入力し、候補の一覧にXLOOKUP関数が表示されるかどうかで判断できます。

Q2: VLOOKUP関数とXLOOKUP関数の違いは何ですか？

VLOOKUP関数は、検索する列が左端でないといけないという制約がありますが、XLOOKUP関数はそのような制約がなく、検索範囲と戻り範囲を自由に指定できます。また、XLOOKUP関数は、検索する順序や一致の種類を指定できるなど、より柔軟な検索が可能です。

Q3: XLOOKUP関数でエラーが出た場合、どうすればよいですか？

XLOOKUP関数でエラーが出た場合、引数「見つからない場合」を使って、エラー時に表示するメッセージを指定することができます。例えば、検索値が見つからなかった場合に「該当なし」と表示するように設定できます。

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まとめ

XLOOKUP関数は、従来のVLOOKUP関数よりも柔軟で使いやすい検索関数です。初心者の方でも、基本的な使い方を覚えることで、日々の業務や作業がぐっと効率化されるでしょう。ぜひ、この機会にXLOOKUP関数をマスターして、Excelをもっと便利に活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。