初心者でもわかる！Excelで「VLOOKUP関数」を使ってデータを簡単に検索する方法

Excelを使っていると、膨大なデータの中から特定の情報を探し出すのは大変ですよね。そんなときに便利なのが、VLOOKUP関数です。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、VLOOKUP関数の基本的な使い方から応用まで、実際の例を交えて解説します。

VLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

VLOOKUP関数は、指定した値を縦方向に検索し、対応するデータを取り出すための関数です。例えば、商品コードを入力すると、商品名や価格などの情報を自動で表示させることができます。

VLOOKUP関数の基本構文

VLOOKUP関数の構文は以下の通りです

検索値: 探したい値（例: 商品コード）
範囲: 検索対象となるデータの範囲（例: 商品コードと商品名が含まれる範囲）
列番号: 取り出したいデータが含まれる列の番号（例: 商品名が2列目にある場合は「2」）
検索方法: 完全一致を求める場合は「FALSE」、近似一致を許容する場合は「TRUE」

実際にVLOOKUP関数を使ってみよう

では、実際にVLOOKUP関数を使ってみましょう。以下のような商品リストがあるとします

この商品リストから、商品コード「002」に対応する商品名と価格を取り出す場合、以下のようにVLOOKUP関数を使用します

* 商品名を表示させるセルに入力する式

結果みかん

* 価格を表示させるセルに入力する式

結果80円

VLOOKUP関数を使う際の注意点

VLOOKUP関数を使う際には、以下の点に注意してください

VLOOKUP関数の応用例

VLOOKUP関数は、基本的な使い方だけでなく、さまざまな応用が可能です。例えば

複数の条件で検索する: IF関数やAND関数と組み合わせて、複数の条件を満たすデータを検索することができます。
別のシートやブックからデータを取り込む: VLOOKUP関数の範囲に、他のシートやブックを指定することで、別の場所にあるデータを取り込むことができます。
文字列操作関数と組み合わせる: LEFT関数やMID関数と組み合わせて、文字列の一部を抽出して検索することができます。

よくある質問や疑問

Q1: VLOOKUP関数で「#N/A」が表示されるのはなぜですか？

「#N/A」は、検索値が範囲内に見つからない場合に表示されます。検索値が正しいか、範囲が適切かを確認してください。

Q2: VLOOKUP関数で「#REF!」が表示されるのはなぜですか？

「#REF!」は、列番号が範囲の列数を超えている場合に表示されます。列番号が範囲内の列数を超えていないか確認してください。

Q3: VLOOKUP関数でエラーを表示させたくない場合、どうすればよいですか？

IFERROR関数を使って、エラー時に別の値を表示させることができます。例えば

これで、検索値が見つからない場合に「該当なし」と表示されます。

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まとめ

VLOOKUP関数は、Excelでデータを検索する際に非常に便利な関数です。基本的な使い方をマスターすれば、業務の効率化やミスの防止に大いに役立ちます。ぜひ、実際のデータを使って練習してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。