Excelを使っていると、資料を印刷する際に「この部分だけを印刷したい」「毎回印刷範囲を設定するのが面倒」と感じたことはありませんか?今回は、そんな悩みを解決する方法として、印刷範囲の設定とOFFSET関数の活用法をご紹介します。
印刷範囲の設定方法
まずは、Excelで印刷したい範囲を指定する方法を見ていきましょう。
手動で印刷範囲を設定する
Excelでは、以下の手順で印刷範囲を手動で設定できます。
- 印刷したい範囲を選択します。
- 「ページレイアウト」タブをクリックします。
- 「印刷範囲」グループの「印刷範囲の設定」をクリックします。
これで、選択した範囲が印刷範囲として設定されます。
印刷範囲を解除する
設定した印刷範囲を解除するには、以下の手順を行います。
- 「ページレイアウト」タブをクリックします。
- 「印刷範囲」グループの「印刷範囲の解除」をクリックします。
これで、印刷範囲が解除され、全体が印刷対象となります。
OFFSET関数を使って動的な印刷範囲を設定する
毎回手動で印刷範囲を設定するのは手間がかかります。そこで、OFFSET関数を使って、データの増減に応じて自動的に印刷範囲を調整する方法をご紹介します。
OFFSET関数の基本構文
OFFSET関数は、指定したセルを基準にして、行数と列数を指定して新しいセルを参照する関数です。基本の構文は以下の通りです。
=OFFSET(基準セル, 行数, 列数, 高さ, 幅)
* 基準セル参照の起点となるセル
* 行数基準セルからの行の移動数(正の値で下方向、負の値で上方向)
* 列数基準セルからの列の移動数(正の値で右方向、負の値で左方向)
* 高さ参照する範囲の行数
* 幅参照する範囲の列数
実際の例
例えば、セルから始まるデータがあり、データの行数が変動する場合に、最終行から5行分のデータを参照するには、以下のように設定します。
=OFFSET(, COUNTA(A)-5, 0, 5, 1)
この式では、A列のデータの数を数え、最終行から5行上のセルを起点にして、5行1列の範囲を参照します。これにより、データが増減しても、常に最新の5行分のデータを参照することができます。
印刷範囲を動的に設定する方法
OFFSET関数を使って、印刷範囲を動的に設定する方法を見ていきましょう。
名前の定義を使って動的範囲を設定する
- 「数式」タブをクリックします。
- 「名前の定義」グループの「名前の管理」をクリックします。
- 「新規作成」をクリックします。
- 「名前」に「印刷範囲」と入力します。
- 「参照範囲」に以下のように入力します。
=OFFSET(シート名!$A$1, 0, 0, COUNTA(シート名!$$A), COUNTA(シート名!$1:$1))
この設定により、A列と1行目のデータの数に応じて、印刷範囲が自動的に調整されます。
印刷範囲を設定する
- 「ページレイアウト」タブをクリックします。
- 「印刷範囲」グループの「印刷範囲の設定」をクリックします。
これで、設定した動的な範囲が印刷範囲として設定されます。
よくある質問
Q1: OFFSET関数を使うと、どんなメリットがありますか?
OFFSET関数を使うことで、データの増減に応じて自動的に範囲を調整できるため、手動で範囲を設定する手間が省けます。
Q2: OFFSET関数の行数や列数の引数に負の値を使うとどうなりますか?
負の値を指定すると、基準セルから上方向や左方向に移動します。例えば、行数に-1を指定すると、基準セルの1行上のセルを参照します。
Q3: 動的な印刷範囲を設定すると、どんな場面で役立ちますか?
データが日々追加されるような場合に、印刷範囲を動的に設定しておくと、毎回手動で範囲を設定する手間が省け、常に最新のデータを印刷できます。
まとめ
Excelでの印刷範囲の設定やOFFSET関数の活用法についてご紹介しました。これらの方法を活用することで、作業効率が大幅に向上します。特に、毎回データが追加されるような場合には、動的な範囲設定が非常に便利です。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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