Excelを使っていると、「このデータ、縦と横を逆にしたいな」と思うこと、ありませんか？例えば、縦に並んだ項目を横に並べ替えたり、横に並んだデータを縦に並べ替えたりする場面です。そんなときに便利なのが、Excelの「行と列を入れ替える」機能です。今回は、この機能を初心者の方でもわかりやすく解説します。
行と列を入れ替える方法は2種類
Excelのイメージ
Excelで行と列を入れ替える方法は主に2つあります。それぞれの方法を見ていきましょう。
方法1コピー＆ペーストで行と列を入れ替える
この方法は、特別な関数を使わずに、簡単な操作で行と列を入れ替えることができます。
- 入れ替えたいデータを選択し、コピーします（Ctrl + C）。
- データを貼り付けたい場所を右クリックし、「形式を選択して貼り付け」を選びます。
- 表示されたメニューの中から「行/列の入れ替え」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
これで、縦に並んだデータが横に、横に並んだデータが縦に入れ替わります。
方法2TRANSPOSE関数を使って行と列を入れ替える
もう一つの方法は、Excelの関数「TRANSPOSE」を使う方法です。この方法は、データが更新されても自動で反映されるので、動的にデータを管理したい場合に便利です。
- 入れ替えたいデータの範囲を選択します。
- 新しいセルに「=TRANSPOSE(範囲)」と入力します。
- Ctrl + Shift + Enterを押して、配列数式として確定します。
これで、元のデータが変更されると、入れ替えたデータも自動で更新されます。
よくある質問や疑問
質問1行と列を入れ替えた後、元のデータはどうなりますか？
行と列を入れ替える操作を行っても、元のデータはそのまま残ります。コピー＆ペーストで入れ替えた場合は、元のデータを削除することもできますが、TRANSPOSE関数を使った場合は、元のデータを変更しても、入れ替えたデータが自動で更新されます。
質問2行と列を入れ替える際、書式やセルの内容も一緒に入れ替わりますか？
コピー＆ペーストで行と列を入れ替える場合、書式やセルの内容も一緒に入れ替わります。ただし、TRANSPOSE関数を使った場合、書式は入れ替わらず、セルの内容のみが入れ替わります。
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まとめ
今回は、Excelで行と列を入れ替える方法を2つご紹介しました。初心者の方でも簡単にできる操作ですので、ぜひ試してみてください。もし、操作中にわからないことや困ったことがあれば、お気軽にLINEでお声掛けください。
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