Excelで「プルダウンリスト」を使って、項目を選ぶだけでセルの色を変える方法をご紹介します。これを使えば、シフト表や進捗管理表が一目でわかりやすくなり、作業効率がグンとアップしますよ。
プルダウンリストと条件付き書式で色を変える仕組み
Excelのイメージ
まず、プルダウンリストとは、セルをクリックすると選択肢が表示され、そこから項目を選べる便利な機能です。これを使うことで、入力ミスを減らし、作業がスムーズになります。
そして、条件付き書式とは、セルの内容に応じて自動で書式（色や文字のスタイルなど）を変更する機能です。これを組み合わせることで、プルダウンで選んだ項目に応じてセルの色を変えることができます。
実際にやってみよう！プルダウンで色を変える手順
以下の手順で、プルダウンリストと条件付き書式を設定してみましょう。
- プルダウンリストを作成する
セルを選択し、「データ」タブから「データの入力規則」をクリック。「リスト」を選び、表示させたい項目をカンマ区切りで入力します（例「未着手,進行中,完了」）。
※項目は後で変更可能です。 - 条件付き書式を設定する
セルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」→「新しいルール」をクリック。「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選び、条件を設定します。
例えば、「未着手」を選んだ場合に赤色にする設定を行います。 - 他の条件も追加する
同様の手順で、「進行中」は黄色、「完了」は緑色に設定します。これで、プルダウンで選んだ内容に応じてセルの色が変わるようになります。
こんな場面で大活躍！活用例
この機能は、以下のような場面で特に便利です。
- シフト表
勤務状況（例休、遅刻、早退）をプルダウンで選び、色分けすることで、一目で状況が把握できます。 - タスク管理
タスクの進捗状況（例未着手、進行中、完了）を色分けすることで、優先順位が明確になります。 - 在庫管理
在庫の状態（例在庫あり、要補充、欠品）を色分けすることで、必要な対応がすぐにわかります。
よくある質問や疑問
Q1: プルダウンリストの項目に色を付けることはできますか？
プルダウンリスト自体の項目に色を付けることはできませんが、リストから選んだ内容に応じてセルの色を変えることは可能です。条件付き書式を活用してください。
Q2: 色分けしたセルを後から変更するにはどうすればいいですか？
「条件付き書式」の「ルールの管理」から、既存のルールを編集することができます。変更したい条件を選び、書式を変更してください。
Q3: プルダウンリストの項目を後から追加・削除するにはどうすればいいですか？
「データの入力規則」からリストの元データを編集することで、項目の追加や削除が可能です。リストをテーブルとして管理すると、項目の追加・削除が簡単になります。
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まとめ
プルダウンリストと条件付き書式を組み合わせることで、Excelのシートがぐっと見やすく、使いやすくなります。特にシフト表やタスク管理など、複数の項目を管理する場面で効果的です。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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