Excelで条件付き書式をカスタム数式で活用する方法

皆さん、こんにちは。今日は、Excelの条件付き書式を使って、データをより見やすくする方法をご紹介します。特に、カスタム数式を使った応用編です。難しそうに聞こえるかもしれませんが、実際にはとても便利で、使いこなせば作業効率がぐっと上がりますよ。

条件付き書式とは？

Excelのイメージ

まず、条件付き書式について簡単におさらいしましょう。これは、セルの値や内容に応じて、自動的に書式（色やフォントなど）を変更する機能です。例えば、売上データで特定の金額以上のセルを目立たせたり、期限が過ぎたタスクを強調表示したりすることができます。

では、具体的にカスタム数式を使ってみましょう。例えば、ある範囲のセルで「70点未満」の点数を持つセルを赤く表示したい場合、以下の手順で設定できます。

これで、指定した範囲内で70点未満のセルが自動的に赤く表示されるようになります。

次に、特定の条件に合致する行全体を強調表示する方法をご紹介します。例えば、D列に「未達成」と入力されている行全体を灰色にしたい場合、以下の手順で設定します。

これで、D列に「未達成」と入力された行全体が灰色に強調表示されます。

さらに、複数の条件を組み合わせて書式を設定することも可能です。例えば、「売上が50万円以下」かつ「在庫が100個以上」の商品を強調表示したい場合、以下の手順で設定します。

これで、売上が50万円以下で在庫が100個以上の商品が自動的に強調表示されます。

数式の参照先や絶対参照・相対参照の設定を確認してください。特に、$マークの有無が重要です。列や行を固定する場合は$を付ける必要があります。

条件付き書式を適用した範囲を選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」から「ルールの管理」を選び、不要なルールを削除してください。

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いかがでしたか？Excelの条件付き書式とカスタム数式を活用することで、データの視認性が大幅に向上します。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると非常に便利な機能です。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。