Excelを使っていると、「この数字だけ目立たせたい」「特定の条件で色を変えたい」と思うこと、ありませんか？そんなときに便利なのが「条件付き書式」です。今回は、初心者の方でも安心して使えるように、実際の例を交えてわかりやすく解説します。
条件付き書式とは？
Excelのイメージ
条件付き書式とは、指定した条件に合ったセルの書式（色や文字の太さなど）を自動で変更する機能です。例えば、売上が目標を超えたときにセルを緑色にしたり、遅延が発生したタスクを赤色にしたりできます。これにより、データを一目で把握でき、作業効率がアップします。
基本的な使い方
まずは、基本的な使い方から見ていきましょう。
セル範囲を選択
書式を設定したいセル範囲をマウスでドラッグして選びます。
条件付き書式を設定
選択した状態で、Excelの上部メニューから「ホーム」タブをクリックし、「条件付き書式」を選択します。
条件を指定
表示されるメニューから、例えば「セルの強調表示ルール」→「指定の値より大きい」を選び、条件となる数値を入力します。
書式を設定
「書式」をクリックし、色や文字のスタイルを設定します。設定が完了したら「OK」をクリックします。
これで、指定した条件に合ったセルの書式が自動で変更されます。
応用編数式を使った条件付き書式
さらに便利に使うために、数式を使った条件付き書式の設定方法を紹介します。
数式を使用して書式設定
「条件付き書式」→「新しいルール」→「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
数式を入力
例えば、セルの値が100より大きい場合に色を変えたい場合、数式欄に「=>100」と入力します。
書式を設定
「書式」をクリックし、希望する色やスタイルを設定します。設定が完了したら「OK」をクリックします。
これで、指定した数式に合ったセルの書式が自動で変更されます。
よくある質問や疑問
Q1: 条件付き書式を複数設定できますか？
はい、できます。複数の条件を設定することで、より細かい書式変更が可能です。
Q2: 条件付き書式を解除する方法は？
「条件付き書式」→「ルールのクリア」から、「選択したセルからルールをクリア」または「シート全体からルールをクリア」を選択します。
Q3: 条件付き書式がうまく適用されません。どうすれば良いですか？
条件付き書式の適用範囲や数式が正しいか再確認してください。また、セルの参照方法（絶対参照や相対参照）も確認してみてください。
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まとめ
条件付き書式を使うことで、Excelのデータがより視覚的にわかりやすくなり、作業効率が向上します。初心者の方でも、基本的な使い方から応用編まで、少しずつ覚えていきましょう。実際に手を動かしながら学ぶことで、より理解が深まります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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