Excel VBAを使っていると、「条件によって処理を分けたい!」と思う場面が多々ありますよね。そんなときに活躍するのが、「Select Caseステートメント」です。今回は、初心者でもわかりやすく、45歳以上の方でも親しみやすい語り口調で解説します。これを読めば、Excel VBAの条件分岐がぐっと身近に感じられるはずです!
Select Caseステートメントとは?
まず、「Select Caseステートメント」とは、ある値を複数の条件と比較して、それぞれに対応する処理を実行するための命令です。例えば、セルの値が「A」なら「合格」、セルの値が「B」なら「不合格」といった具合に、条件に応じて処理を分けることができます。
基本的な構文と使い方
基本的な書き方は以下の通りです。
Sub SampleMacro()
Dim grade As String
grade = "A"
Select Case grade
Case "A"
MsgBox "合格です!"
Case "B"
MsgBox "不合格です。"
Case Else
MsgBox "評価外の値です。"
End Select
End Sub
このコードでは、変数gradeの値が「A」なら「合格です!」と表示されます。もし「B」なら「不合格です。」、それ以外の値なら「評価外の値です。」と表示されます。
複数の条件を指定する方法
「Case」の後に複数の値をカンマで区切って指定することで、いずれかの条件に一致した場合の処理を行うことができます。
Sub SampleMacro()
Dim grade As String
grade = "A"
Select Case grade
Case "A", "B", "C"
MsgBox "合格です!"
Case Else
MsgBox "不合格です。"
End Select
End Sub
このコードでは、gradeが「A」「B」「C」のいずれかであれば「合格です!」と表示され、それ以外なら「不合格です。」と表示されます。
数値の範囲を指定する方法
数値の範囲を指定するには、「To」を使用します。
Sub SampleMacro()
Dim score As Integer
score = 85
Select Case score
Case 90 To 100
MsgBox "優秀です!"
Case 70 To 89
MsgBox "良い成績です。"
Case Else
MsgBox "もう少し頑張りましょう。"
End Select
End Sub
このコードでは、scoreが90以上100以下なら「優秀です!」、70以上89以下なら「良い成績です。」、それ以外なら「もう少し頑張りましょう。」と表示されます。
条件式を使った高度な指定方法
「Is」を使うことで、より詳細な条件を指定することができます。
Sub SampleMacro()
Dim age As Integer
age = 25
Select Case age
Case Is >= 20
MsgBox "成人です。"
Case Else
MsgBox "未成年です。"
End Select
End Sub
このコードでは、ageが20以上なら「成人です。」と表示され、それ以外なら「未成年です。」と表示されます。
部分一致を使った条件分岐
文字列の部分一致を使いたい場合は、「Like」を使用します。
Sub SampleMacro()
Dim name As String
name = "田中太郎"
Select Case name
Case "田中*"
MsgBox "田中さんですね。"
Case Else
MsgBox "他の方ですね。"
End Select
End Sub
このコードでは、nameが「田中」で始まる場合、「田中さんですね。」と表示され、それ以外なら「他の方ですね。」と表示されます。
よくある質問や疑問
Q1: Select CaseとIf文はどう使い分ければいいですか?
If文は複雑な条件や複数の条件を組み合わせる場合に適しています。一方、Select Caseは1つの変数に対して複数の条件を比較する場合に適しています。例えば、年齢と性別を組み合わせて判断する場合はIf文を使用し、1つの変数の値によって処理を分ける場合はSelect Caseを使用すると良いでしょう。
Q2: Case Elseは必ず書かなければならないのですか?
Case Elseは必須ではありませんが、予期しない入力やエラーを防ぐために、可能な限り記述することをおすすめします。これにより、条件に一致しない場合の処理を明確にすることができます。
Q3: Select Case内で複数の変数を使いたい場合はどうすればいいですか?
複数の変数を組み合わせて条件を判定したい場合は、If文を使用する方が適しています。Select Caseは1つの変数に対して複数の条件を比較するのに適しているため、複数の変数を組み合わせる場合はIf文を使用する方がコードが読みやすくなります。
まとめ
今回は、Excel VBAの「Select Caseステートメント」について、初心者向けにわかりやすく解説しました。条件分岐を上手に活用することで、より効率的なマクロを作成することができます。ぜひ、実際の業務で活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



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