Excelで作業を効率化するために、マクロを活用している方も多いと思います。しかし、共有フォルダに保存されたExcelファイルを開くと、「このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました。」というメッセージが表示され、マクロが動作しないことがあります。これは、Microsoftがセキュリティ強化のために、インターネットから取得したファイルや共有フォルダ内のファイルに対してマクロの実行を制限しているためです。
本記事では、初心者の方でもわかりやすく、共有ファイルのマクロを有効にする方法をご紹介します。これを実践すれば、共有フォルダに保存されたExcelファイルでも、安心してマクロを利用できるようになります。
共有フォルダでExcelマクロを有効にするための手順
共有フォルダを信頼済みサイトに追加する
まず、共有フォルダの場所を「信頼済みサイト」として設定することで、マクロの実行を許可します。
- Windowsの検索バーに「インターネットオプション」と入力し、表示された「インターネットのプロパティ」をクリックします。
- 「セキュリティ」タブを選択し、「信頼済みサイト」をクリックします。
- 「サイト」ボタンをクリックし、表示されたウィンドウで「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを外します。
- 「このWebサイトをゾーンに追加する」の欄に、共有フォルダのパス(例\servershared)を入力し、「追加」をクリックします。
- 追加が完了したら、「閉じる」をクリックし、「OK」を押して設定を保存します。
Excelのマクロ設定を変更する
次に、Excelの設定を変更してマクロを有効にします。
- Excelを開き、「ファイル」タブをクリックします。
- 「オプション」を選択し、「トラストセンター」をクリックします。
- 「トラストセンターの設定」をクリックし、「マクロの設定」を選択します。
- 「VBAマクロを有効にする」を選択し、「OK」をクリックします。
ファイルのプロパティでセキュリティ設定を解除する
共有フォルダ内のファイルに対して、セキュリティ設定を解除することで、マクロの実行を許可します。
- 共有フォルダ内の対象ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブの下部にある「セキュリティ」の項目で、「許可する」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
Excelファイルを開いてマクロを有効にする
最後に、Excelファイルを開き、マクロを有効にします。
- Excelファイルを開くと、上部に「セキュリティ警告」が表示される場合があります。
- 「コンテンツの有効化」をクリックすると、マクロが有効になります。
よくある質問や疑問
Q1: 共有フォルダ内のExcelファイルでマクロが動作しない場合、どうすれば良いですか?
共有フォルダ内のExcelファイルでマクロが動作しない場合、上記の手順を順番に実行してみてください。それでも解決しない場合は、ファイルの保存場所やネットワーク設定に問題がある可能性がありますので、IT担当者に相談することをおすすめします。
Q2: マクロを有効にすることでセキュリティリスクはありませんか?
マクロは便利な機能ですが、悪意のあるコードが含まれている場合もあります。信頼できるソースからのファイルのみを開くようにし、不明なファイルは開かないように注意してください。また、セキュリティソフトを最新の状態に保つことも重要です。
Q3: Excelのバージョンによって設定方法は異なりますか?
Excelのバージョンによって、設定方法やメニューの位置が異なる場合があります。上記の手順は一般的な方法ですが、お使いのバージョンに合わせて設定を行ってください。詳細な手順は、Excelのヘルプや公式サポートをご参照ください。
まとめ
共有フォルダ内のExcelファイルでマクロを有効にするためには、信頼済みサイトの設定、Excelのマクロ設定の変更、ファイルのプロパティでのセキュリティ設定の解除、そして実際にファイルを開いてマクロを有効にする手順が必要です。これらの手順を順番に実行することで、安心してマクロを利用できるようになります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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