Excelで有効数字を3桁にする方法｜初心者でもできる簡単ステップ

2025.05.15

Excelで数値を「有効数字3桁」に揃えたいけれど、難しそうで手が出せない…そんな方に向けて、わかりやすく解説します。特に、パソコン操作に不安がある方でも安心して実践できるように、具体的な手順と例を交えてご紹介します。

有効数字とは？

Excelのイメージ

まず、「有効数字」とは、数値の中で意味のある桁数のことです。例えば、123.45という数値では、1、2、3、4、5のすべてが有効数字となります。これに対し、123.4500の場合、末尾の0は有効数字としてカウントされません。

Excelで数値を有効数字3桁にするには、主に2つの方法があります。

ROUND関数を使うと、数値を指定した桁数で四捨五入できます。例えば、セルに入力された数値を有効数字3桁にするには、以下のように入力します。

=ROUND(, 2-INT(LOG10(ABS())))

この式では、LOG10関数とINT関数を組み合わせて、数値の桁数を計算し、それに基づいて四捨五入を行っています。

数値の表示形式を変更することで、有効数字を3桁に見せることができます。手順は以下の通りです。

これで、数値が有効数字3桁で表示されるようになります。ただし、この方法では数値自体は変更されず、表示だけが変わる点に注意してください。

例えば、セルに「123.456789」という数値が入力されているとします。

* ROUND関数を使用すると、数値は「123」となります。
* セルの書式設定を変更すると、表示は「123」となりますが、実際の数値は「123.456789」のままです。

このように、目的や状況に応じて適切な方法を選択することが重要です。

セルの数値を小数点以下2桁に四捨五入するには、以下のように入力します。

=ROUND(, 2)

これで、数値が小数点以下2桁に丸められます。

Excelの標準機能では、有効数字を直接指定する書式設定はありません。しかし、表示形式を工夫することで、見た目上の有効数字を調整することは可能です。

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Excelで数値を有効数字3桁にする方法は、ROUND関数を使用する方法と、セルの書式設定を変更する方法の2つがあります。目的や状況に応じて、適切な方法を選択してください。

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