Excelを使っていると、「1234567890123456」と入力したつもりが、なぜか「1234567890123450000」と表示されたり、「1.23457E+17」といった見慣れない表記になったりすることがあります。これは、Excelが数値を扱う際の仕様によるものです。特に、15桁以上の数値を入力すると、Excelはそれを正確に表示できないことがあります。では、どのようにすれば15桁までの数値を正しく表示できるのでしょうか?
Excelの数値表示の制限とは?
Excelでは、数値として扱える桁数に制限があります。具体的には、15桁までの数値は正確に表示できますが、16桁以上の数値は、15桁目以降の数字が0に変換されてしまいます。例えば、「1234567890123456789」と入力すると、Excelは「1234567890123450000」と表示します。これは、Excelが内部で数値を浮動小数点形式で処理しているためです。
15桁までの数値を正しく表示する方法
- セルの書式設定を「数値」に変更する
セルの書式設定を「数値」に変更することで、15桁までの数値を正確に表示できます。手順は以下の通りです。
- 対象のセルを右クリックし、「セルの書式設定」を選択します。
- 「表示形式」タブをクリックし、「数値」を選択します。
- 必要に応じて、小数点以下の桁数を設定し、「OK」をクリックします。
これで、15桁までの数値が正しく表示されるようになります。
16桁以上の数値を扱いたい場合の対処法
16桁以上の数値をExcelで正確に表示することはできませんが、文字列として扱うことで表示することが可能です。ただし、文字列として扱った場合、そのセルでは計算ができなくなるため、注意が必要です。
セルの書式設定を「文字列」に変更する
手順は以下の通りです。
- 対象のセルを右クリックし、「セルの書式設定」を選択します。
- 「表示形式」タブをクリックし、「文字列」を選択します。
- 「OK」をクリックします。
これで、16桁以上の数値を文字列として表示できます。
CSVファイルでの注意点
CSVファイルに15桁以上の数値を保存すると、Excelで開いた際に指数表記(例1.23457E+17)に変換されることがあります。これを防ぐためには、CSVファイルを保存する際に、対象の列の書式を「文字列」に設定してから保存することが推奨されます。
よくある質問や疑問
Q1: Excelで15桁以上の数値を入力すると、なぜ0に変わってしまうのですか?
Excelは内部で数値を浮動小数点形式で処理しています。この形式では、15桁目以降の数字が正確に表現できないため、16桁目以降の数字が0に変換されてしまいます。
Q2: 文字列として扱った場合、計算はできないのですか?
はい、文字列として扱った場合、そのセルでは計算ができません。計算を行いたい場合は、15桁以内の数値を使用するか、VBAを使用して計算を行う方法があります。
Q3: CSVファイルでの数値の表示形式を変更する方法はありますか?
はい、CSVファイルを保存する際に、対象の列の書式を「文字列」に設定してから保存することで、数値の表示形式を変更できます。
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まとめ
Excelでは、15桁までの数値は正確に表示できますが、16桁以上の数値は内部での処理制限により、正確に表示できません。15桁までの数値を正しく表示するためには、セルの書式設定を「数値」に変更することが有効です。16桁以上の数値を扱う場合は、文字列として扱うことで表示できますが、計算ができなくなる点に注意が必要です。CSVファイルでの数値の表示形式を変更する際は、保存前に対象の列の書式を「文字列」に設定してから保存することをおすすめします。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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