初心者でもわかる！ExcelのROW関数で連番を自動更新する方法

2025.04.282025.04.30

Excelでデータを管理していると、行を追加したり削除したりするたびに連番がずれてしまうこと、ありませんか？そんなときに便利なのが、ROW関数です。今回は、ROW関数を使って、行の追加や削除をしても自動で連番が更新される方法をご紹介します。

ROW関数とは？

Excelのイメージ

まず、ROW関数について簡単に説明します。ROW関数は、指定したセルの行番号を返す関数です。例えば、セルに「=ROW()」と入力すると、3が返されます。これを利用して、行番号を自動で取得することができます。

では、実際にROW関数を使って連番を自動更新する方法を見ていきましょう。

例えば、セルに「=ROW()-3」と入力します。これは、セルが4行目なので、4から3を引いて1を表示させるための数式です。この数式を下のセルにコピーすると、行が追加されても連番が自動で更新されます。

手動で連番を入力していると、行を削除したり挿入したりするたびに連番がずれてしまいます。しかし、ROW関数を使って連番を入力しておけば、行の削除や挿入をしても連番が自動で更新されます。これにより、手作業で連番を修正する手間が省けます。

ROW関数とMOD関数を組み合わせて、条件付き書式を使うことで、縞模様の表を作成することができます。例えば、偶数行に色を付けたい場合、MOD(ROW(),2)=0という数式を条件付き書式のルールに設定すると、偶数行に自動で色が付きます。これにより、データが多い場合でも視認性が向上します。

ROW関数を使うことで、行の追加や削除をしても連番が自動で更新されるため、手作業で連番を修正する手間が省けます。また、データの整理や管理が効率的に行えるようになります。

ROW関数は、数式を入力したセルの行番号を返すため、数式を入力するセルの位置によって返される値が変わります。例えば、セルに「=ROW()-3」と入力すると、1が返されますが、セルに同じ数式を入力すると、2が返されます。使用する際は、セルの位置に注意してください。

ROW関数以外にも、SEQUENCE関数を使って連番を自動で生成することができます。SEQUENCE関数は、指定した範囲に連続する数値を表示する関数で、Excel 2021以降で使用可能です。例えば、「=SEQUENCE(10,1,1,1)」と入力すると、1から10までの連番が表示されます。

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ROW関数を使うことで、行の追加や削除をしても連番が自動で更新され、データの管理が効率的に行えるようになります。特に、データが多い場合や頻繁に行の追加・削除が行われる場合に非常に便利です。

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