Excelで自作した関数が自動的に計算されず、手動で再計算しなければならないと困った経験はありませんか?特に、VBAで作成したユーザー定義関数(UDF)では、セルの値が変わっても再計算されないことがあります。今回は、その原因と解決策を初心者の方にもわかりやすく解説します。
自作関数が自動計算されない主な原因
Excelの計算方法が「手動」になっている
Excelには「自動計算」と「手動計算」の2つの計算モードがあります。手動計算モードでは、セルの値が変更されても自動的に再計算されません。これが原因で、自作関数が期待通りに動作しないことがあります。
セルの書式設定が「文字列」になっている
セルの書式設定が「文字列」になっていると、数式が文字列として認識され、計算が行われません。これにより、関数が正しく動作しないことがあります。
自作関数にVolatileメソッドが使用されていない
VBAで作成した関数に「Application.Volatile」メソッドを追加しないと、その関数はセルの値が変更されても再計算されません。Volatileメソッドを使用することで、関数が自動的に再計算されるようになります。
解決策と手順
計算方法を「自動」に設定する
Excelの計算方法を「自動」に設定することで、セルの値が変更されると自動的に再計算されるようになります。
- 「数式」タブをクリックします。
- 「計算方法の設定」をクリックし、「自動」を選択します。
セルの書式設定を「標準」に変更する
セルの書式設定が「文字列」になっている場合、数式が正しく計算されません。書式設定を「標準」に変更することで、計算が行われるようになります。
- 対象のセルを選択します。
- 「ホーム」タブの「数値」グループから「標準」を選択します。
- セルをダブルクリックして編集モードに入り、Enterキーを押します。
自作関数にVolatileメソッドを追加する
VBAで作成した関数に「Application.Volatile」メソッドを追加することで、その関数が自動的に再計算されるようになります。
Function MyFunction()
Application.Volatile
' 関数の処理内容
End Function
よくある質問や疑問
Q1: 自作関数にVolatileメソッドを追加しても再計算されません。
Volatileメソッドを追加しても再計算されない場合、Excelの計算方法が「手動」になっている可能性があります。計算方法を「自動」に設定してください。
Q2: セルの書式設定を「標準」に変更しても計算されません。
セルの書式設定を「標準」に変更した後、セルをダブルクリックして編集モードに入り、Enterキーを押すことで計算が行われるようになります。
Q3: 他の方法で再計算を強制できますか?
はい、F9キーを押すことで、ブック全体の再計算を行うことができます。また、Shift + F9キーでアクティブなシートのみを再計算することも可能です。
まとめ
Excelで自作関数が自動計算されない場合、計算方法が「手動」になっている、セルの書式設定が「文字列」になっている、または自作関数にVolatileメソッドが使用されていないことが主な原因です。これらの設定を確認し、適切に修正することで、自作関数が期待通りに動作するようになります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



コメント