Excelで別シートのデータを使ってプルダウンリストを連動させる方法

2025.02.12

皆さん、こんにちは！

今日は、Excelで別シートのデータを使ってプルダウンリストを連動させる方法についてお話しします。これをマスターすれば、データ入力がもっと効率的になりますよ！

プルダウンリストとは？

まず、プルダウンリストについて簡単に説明します。Excelのプルダウンリストは、セルに入力する際、あらかじめ用意した選択肢から選べるようにする機能です。これにより、入力ミスを防ぎ、データの一貫性を保つことができます。

では、実際に別シートのデータを参照したプルダウンリストを作成してみましょう。

以下の手順で進めていきます。

まず、プルダウンリストに表示させたい選択肢を別のシートに入力します。例えば、「商品一覧」シートに商品名をリストアップします。

次に、そのリスト範囲に名前を付けます。リストを選択し、Excelのメニューから「数式」タブを開き、「名前の定義」をクリックします。ここで、わかりやすい名前（例：「商品リスト」）を設定します。

プルダウンリストを設定したいセルを選択し、「データ」タブから「データの入力規則」を選びます。設定画面で「リスト」を選択し、元の値に「=商品リスト」と入力します。これで、別シートのデータを参照したプルダウンリストが完成です。

さらに、選択に応じて次のプルダウンの内容が変わる、連動するプルダウンリストを作成する方法もあります。例えば、都道府県を選ぶと、その都道府県の市区町村が表示されるようにすることができます。

別シートに、都道府県ごとに市区町村のリストを作成します。各都道府県のリスト範囲に対して名前を定義します（例：東京のリストに「東京」という名前）。

都道府県のリストを使って、親となるプルダウンリストを作成します。これは先ほどの手順と同様です。

市区町村のプルダウンを設定したいセルを選択し、「データの入力規則」で「リスト」を選択。元の値に「=INDIRECT(親プルダウンのセル)」と入力します。これで、親の選択に応じて子のリストが変わるようになります。

リストに新しい項目を追加した場合、プルダウンリストに自動で反映させるには、OFFSET関数とCOUNTA関数を組み合わせて動的な範囲を設定する方法があります。

「データの入力規則」で「ドロップダウンリストから選択する」にチェックが入っているか確認してください。また、参照範囲が正しく設定されているかも確認しましょう。

INDIRECT関数で参照している名前が正しいか、また、名前の定義が正しく行われているか確認してください。

いかがでしたか？

Excelで別シートのデータを使ってプルダウンリストを連動させる方法をマスターすれば、データ入力がより効率的になります。ぜひ試してみてくださいね！