初心者でも安心！ExcelのMATCH関数の使い方をわかりやすく解説

Excelを使っていると、「このデータがどの位置にあるのか知りたい」と思うこと、ありますよね？そんなときに役立つのが、ExcelのMATCH関数です。今回は、このMATCH関数の基本的な使い方から、実際の業務でどう活用できるのかまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

目次

Excelのイメージ

MATCH関数とは？

まず、MATCH関数とは、指定した値がセル範囲の中で何番目にあるかを調べる関数です。例えば、リストの中から「リンゴ」が何番目にあるかを知りたいときに使います。

基本の書式

MATCH関数の書式は以下の通りです

0完全一致
1検索値以下の最大値（昇順に並んでいる必要があります）
-1検索値以上の最小値（降順に並んでいる必要があります）

実際に使ってみよう！

実際のデータを使って、MATCH関数を試してみましょう。

例1完全一致で検索

以下のような果物リストがあります

この中から「リンゴ」が何番目にあるかを調べるには、次のように入力します

結果は「2」と表示されます。これは、「リンゴ」が2番目にあるからです。

例2近似一致で検索

次に、点数リストから「85点」がどの範囲に該当するかを調べてみましょう。点数が昇順に並んでいると仮定します

この中で「85点」がどの範囲に該当するかを調べるには、次のように入力します

結果は「4」と表示されます。これは、「85点」が「80点」と「90点」の間に位置するからです。

よくある質問

Q1: MATCH関数がエラーになるのはなぜですか？

主な原因としては、以下の点が考えられます
– 検索値が検索範囲に存在しない
– 照合の型が適切でない（例えば、昇順に並んでいないデータに対して「1」を指定している）
– 検索範囲が複数行・列にまたがっている

Q2: MATCH関数とINDEX関数はどう違いますか？

MATCH関数は、指定した範囲の中で検索値が何番目にあるかを返します。一方、INDEX関数は、指定した範囲の中で、行番号と列番号を指定して、その交差する位置の値を返します。これらを組み合わせることで、より柔軟なデータ抽出が可能になります。

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まとめ

MATCH関数は、Excelでデータの位置を調べる際に非常に便利な関数です。基本的な使い方をマスターすれば、日常の業務やデータ分析で大いに役立ちます。最初は難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かしてみることで、理解が深まりますよ。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。