Excelでプルダウンリストとグラフを連動させる方法

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皆さん、Excelでデータを視覚的に分析する際、プルダウンリストを使ってグラフを動的に切り替えられたら便利だと思いませんか?今回は、初心者の方でも簡単にできる、プルダウンリストとグラフを連動させる方法をご紹介します。

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プルダウンリストとは?

まず、プルダウンリストについて簡単に説明します。Excelのプルダウンリスト(ドロップダウンリスト)とは、セルをクリックすると、あらかじめ設定した選択肢が一覧で表示され、その中から選ぶことができる機能です。これにより、データ入力の効率化や入力ミスの防止が可能になります。

プルダウンリストの作成方法

では、実際にプルダウンリストを作成してみましょう。例えば、売上データを地域別に管理しているとします。まず、以下の手順でプルダウンリストを作成します。

  1. プルダウンリストを設定したいセルを選択します。
  2. Excelのメニューから「データ」タブをクリックし、「データの入力規則」を選択します。
  3. 表示されたダイアログボックスで、「入力値の種類」から「リスト」を選びます。
  4. 「元の値」欄に、リストとして表示したい項目(例:東、南、西、北)をカンマで区切って入力します。
  5. 最後に「OK」をクリックすると、選択したセルにプルダウンリストが設定されます。

これで、セルをクリックすると、設定した地域名がリストとして表示され、選択できるようになります。

プルダウンリストとグラフの連動方法

次に、プルダウンリストの選択に応じて、グラフの表示内容を切り替える方法をご紹介します。以下の手順で設定してみましょう。

  1. 各地域の売上データをまとめた表を作成します。
  2. 各地域のデータ範囲に名前を定義します。例えば、東地域のデータ範囲を選択し、「東売上」という名前を付けます。
  3. グラフに表示するデータを配置するセルを用意し、そこに関数を使ってプルダウンリストの選択に応じたデータを表示させます。
  4. このセル範囲を元にグラフを作成します。

これにより、プルダウンリストで地域を選択すると、対応する売上データがグラフに表示されるようになります。

よくある質問や疑問

プルダウンリストの項目を後から追加できますか?

はい、可能です。「データの入力規則」から「元の値」を編集し、新しい項目を追加してください。また、元の値としてセル範囲を指定している場合、その範囲に新しい項目を追加することで、プルダウンリストにも反映されます。

複数のプルダウンリストを連動させることはできますか?

はい、できます。例えば、カテゴリとサブカテゴリのように、選択肢を連動させることが可能です。この場合、「名前の定義」と「INDIRECT関数」を組み合わせて設定します。

まとめ

今回は、Excelでプルダウンリストとグラフを連動させる方法をご紹介しました。この機能を活用することで、データ分析がより直感的で効率的になります。ぜひ試してみてください。

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