Excelでプルダウンリストを2列連動させる方法【初心者向け解決ガイド】

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皆さん、こんにちは!今日は、Excelでプルダウンリストを2列連動させる方法についてお話しします。

例えば、1つ目のプルダウンで「果物」や「野菜」を選択すると、2つ目のプルダウンに対応する具体的な項目が表示される、といった仕組みです。これを設定することで、データ入力がより効率的になりますよ。

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プルダウンリストとは?

まず、プルダウンリストについて簡単に説明します。Excelのプルダウンリストは、セルをクリックすると選択肢の一覧が表示され、その中から選ぶことができる機能です。これにより、入力ミスを防ぎ、データの一貫性を保つことができます。

2つのプルダウンリストを連動させるメリット

2つのプルダウンリストを連動させることで、以下のようなメリットがあります。

ここがポイント!

  • データ入力の効率化:関連する選択肢のみが表示されるため、選択が容易になります。
  • 入力ミスの防止:無関係な選択肢が表示されないため、誤ったデータ入力を防げます。
  • データの一貫性:特定のカテゴリに対応するデータのみを入力できるようにすることで、データの整合性が保たれます。

実際の設定手順

では、具体的な設定手順を見ていきましょう。今回は、1つ目のプルダウンで「果物」や「野菜」といったカテゴリを選択し、2つ目のプルダウンでそのカテゴリに属する具体的な項目を選べるように設定します。

  1. まずはデータの準備です
  2. 新しいシートを作成し、A1セルに「カテゴリ」、B1セルに「項目」と入力します。
  3. A列に「果物」や「野菜」などのカテゴリ名を入力し、B列にそれぞれのカテゴリに対応する項目(例:「りんご」、「にんじん」など)を入力します。
  4. 次に名前の定義をしましょう
  5. 「果物」や「野菜」といったカテゴリごとに、対応する項目の範囲に名前を定義します。例えば、「果物」の項目がB2からB5セルにある場合、その範囲を選択し、「果物」という名前を定義します。
  6. ここでプルダウンリストの作成です
  7. メインのシートに戻り、1つ目のプルダウンリストを作成したいセルを選択します。
  8. 「データ」タブから「データの入力規則」を選択し、「リスト」を選び、元の値に「果物,野菜」と入力します。
  9. 2つ目のプルダウンリストの設定する方法
  10. 2つ目のプルダウンリストを配置したいセルを選択し、再度「データの入力規則」を開きます。
  11. 「リスト」を選択し、元の値に「=INDIRECT(選択した1つ目のプルダウンのセル)」と入力します。例えば、1つ目のプルダウンがD1セルにある場合、「=INDIRECT(D1)」と入力します。

これで、1つ目のプルダウンでカテゴリを選択すると、2つ目のプルダウンに対応する項目が表示されるようになります。

よくある質問や疑問

Q1: 名前の定義とは何ですか?

名前の定義とは、セル範囲に対してわかりやすい名前を付ける機能です。これにより、数式やデータの入力規則でその名前を参照でき、設定が簡単になります。

Q2: INDIRECT関数とは何ですか?

INDIRECT関数は、文字列として指定したセル参照を実際のセル参照として返す関数です。これを使うことで、動的にセル範囲を参照できます。

まとめ

いかがでしたか?

Excelでプルダウンリストを2列連動させることで、データ入力がより効率的かつ正確になります。ぜひ試してみてくださいね!

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