皆さん、こんにちは。今日は、Excelを使って「集合縦棒グラフ」「積み上げ縦棒グラフ」「折れ線グラフ」を一つのグラフにまとめる方法をご紹介します。これをマスターすれば、データをより分かりやすく視覚化できますよ。
複合グラフとは?
まず、複合グラフについて簡単に説明しますね。複合グラフとは、異なる種類のグラフを一つに組み合わせたものです。例えば、売上を棒グラフで、利益率を折れ線グラフで同時に表示することで、データの関係性を一目で理解できるようになります。
データの準備
では、実際にグラフを作成していきましょう。まず、以下のようなデータを用意します。
月 | 商品A 売上 | 商品B 売上 | 商品C 売上 | 総売上 | 利益率 |
---|---|---|---|---|---|
1月 | 500 | 300 | 200 | 1000 | 20% |
2月 | 600 | 350 | 250 | 1200 | 22% |
3月 | 700 | 400 | 300 | 1400 | 25% |
このデータでは、各月の「商品A」「商品B」「商品C」の売上と、それらの合計である「総売上」、そして「利益率」を示しています。
グラフの挿入
それでは、グラフを作成していきます。手順は以下の通りです。
- データ全体を選択します。
- Excelのリボンから「挿入」タブをクリックします。
- 「組み合わせグラフの挿入」を選択し、「カスタムの組み合わせグラフを作成する」をクリックします。
ここまでで、基本的な複合グラフの枠組みができました。
グラフのカスタマイズ
次に、各データ系列のグラフの種類を設定していきます。
- 「商品A 売上」「商品B 売上」「商品C 売上」を「積み上げ縦棒」に設定します。
- 「総売上」を「集合縦棒」に設定します。
- 「利益率」を「折れ線」に設定し、「第2軸」を使用するようにチェックを入れます。
これにより、売上の内訳を積み上げ縦棒で、総売上を集合縦棒で、利益率を折れ線で表示する複合グラフが完成します。
グラフの調整
最後に、グラフの見た目を整えていきます。
- グラフタイトルをクリックして、適切なタイトルを入力します。
- 凡例を適切な位置に配置し、見やすくします。
- 必要に応じて、軸の最大値や最小値を調整し、データが見やすくなるようにします。
これで、複合グラフの作成が完了です。お疲れ様でした!
よくある質問や疑問
Q1: 第2軸とは何ですか?
第2軸とは、グラフの右側に表示される追加の軸のことです。異なる単位やスケールのデータを同じグラフ内で比較する際に使用します。例えば、売上金額と利益率のように、数値の範囲が大きく異なる場合に便利です。
Q2: グラフの色を変更するにはどうすればいいですか?
グラフ内の各データ系列をクリックすると、その系列が選択されます。次に、右クリックして「データ系列の書式設定」を選択し、「塗りつぶし」や「線の色」からお好みの色を設定できます。
Q3: グラフの種類を後から変更できますか?
はい、可能です。グラフを右クリックして「グラフの種類の変更」を選択し、各データ系列ごとに希望のグラフ種類を設定できます。
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まとめ
いかがでしたか?Excelでの複合グラフ作成は、最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れるとデータを効果的に視覚化する強力なツールとなります。ぜひ、今回の手順を参考にして、実際のデータで試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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