皆さん、こんにちは。今日は、Excelで折れ線グラフを使ってデータを比較する方法をご紹介します。グラフを活用すると、数字だけでは見えづらいデータの傾向や関係性を一目で把握できますよ。
目次
- 折れ線グラフとは?
- Excelで折れ線グラフを作成する手順
- 複数のデータ系列を比較する方法
- 異なる単位のデータを同じグラフで表示する方法
- 見やすいグラフにするための工夫
- よくある質問
- まとめ
折れ線グラフとは?
折れ線グラフは、時間の経過や順序に沿ったデータの変化を視覚的に表現するのに適しています。例えば、月ごとの売上や気温の推移など、連続したデータの傾向を把握するのに役立ちます。
Excelで折れ線グラフを作成する手順
まずは、Excelで折れ線グラフを作成する基本的な方法を見ていきましょう。
- データを入力するExcelのシートに、グラフ化したいデータを入力します。例えば、A列に月、B列に売上金額を入力します。
- データ範囲を選択するグラフにしたいデータの範囲をドラッグして選択します。
- グラフを挿入する上部のリボンから「挿入」タブをクリックし、「折れ線グラフ」のアイコンを選択します。
- グラフの種類を選ぶ表示されるグラフの種類から、適切なものを選択します。基本的な折れ線グラフや、マーカー付きのものなどがあります。
- グラフを配置・サイズ変更する作成されたグラフをドラッグして移動したり、角をドラッグしてサイズを調整します。
複数のデータ系列を比較する方法
次に、複数のデータ系列を同じグラフ上で比較する方法をご紹介します。例えば、アイスドリンクとホットドリンクの売上推移を比較してみましょう。
- データを入力するA列に月、B列にアイスドリンクの売上、C列にホットドリンクの売上を入力します。
- データ範囲を選択するからC12までの範囲を選択します。
- グラフを挿入する前述と同様に、「挿入」タブから「折れ線グラフ」を選択します。
- グラフの確認アイスドリンクとホットドリンクの売上推移が同じグラフ上に表示され、比較しやすくなります。
異なる単位のデータを同じグラフで表示する方法
売上金額と販売数量など、異なる単位のデータを同じグラフで表示したい場合、主軸と第2軸を活用します。
- データを入力するA列に月、B列に売上金額、C列に販売数量を入力します。
- データ範囲を選択するからC12までの範囲を選択します。
- グラフを挿入する同様に、「挿入」タブから「折れ線グラフ」を選択します。
- 第2軸を設定するグラフ上で販売数量の折れ線を右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択。表示されるメニューで「第2軸」を選択します。
- グラフの確認左側に売上金額の軸、右側に販売数量の軸が表示され、両方のデータを比較しやすくなります。
見やすいグラフにするための工夫
最後に、グラフをより見やすくするためのポイントをご紹介します。
- 色の使い方複数のデータ系列がある場合、色を使い分けると区別しやすくなります。ただし、色の数が多くなると逆に見づらくなるため、2~3色に抑えると良いでしょう。
- 凡例の配置グラフ内に凡例を表示することで、どの線がどのデータ系列を示しているかが分かりやすくなります。必要に応じて、凡例の位置や表示/非表示を調整しましょう。
- データラベルの追加各データポイントに値を表示することで、詳細な情報を伝えることができます。グラフ上でデータ系列を右クリックし、「データラベルの追加」を選択すると表示されます。
- 軸の設定軸の目盛りやタイトルを適切に設定することで、グラフの読みやすさが向上します。特に、軸の最大値や最小値をデータに合わせて調整すると良いでしょう。
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よくある質問
Q1: 折れ線グラフと棒グラフ、どちらを使うべきですか?
折れ線グラフはデータの推移や傾向を示すのに適しており、棒グラフはカテゴリ間の比較に適しています。
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