ExcelのFILTER関数で条件に合ったデータを抽出し、合計値を求める方法

こんにちは、皆さん！今日は、ExcelのFILTER関数を使って、特定の条件に合ったデータを抽出し、その合計値を求める方法をご紹介します。Excel初心者の方でも安心して使えるように、わかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

FILTER関数とは？

Excelのイメージ

まず、FILTER関数についてお話しします。これは、指定した条件に一致するデータだけを抽出するための関数です。例えば、大量のデータの中から特定の条件に合う情報だけを取り出したいときに非常に便利です。

FILTER関数の基本的な使い方

それでは、具体的な使い方を見ていきましょう。例えば、以下のような売上データがあるとします。

この中から、商品Aの売上データだけを抽出したい場合、以下のようにFILTER関数を使用します。

この数式を入力すると、商品Aのデータだけが抽出されます。

FILTER関数で抽出したデータの合計を求める方法

次に、抽出したデータの合計を求める方法をご紹介します。先ほどの例で、商品Aの売上金額の合計を求めたい場合、以下のようにします。

1. FILTER関数で商品Aの売上金額を抽出します。
2. 抽出した結果に対して、SUM関数を使用して合計を求めます。

具体的には、以下のように数式を入力します。

この数式を入力すると、商品Aの売上金額の合計である2500が表示されます。

FILTER関数とSUBTOTAL関数の組み合わせ

また、SUBTOTAL関数を使用すると、フィルターで抽出したデータだけを対象に合計を求めることができます。例えば、商品Aのデータだけを表示し、その合計を求めたい場合、以下の手順で行います。

1. データ範囲にフィルターを適用し、商品Aだけを表示します。
2. 合計を表示したいセルに、以下のようにSUBTOTAL関数を入力します。

この数式を入力すると、現在表示されているデータ（この場合は商品A）の売上金額の合計が表示されます。

よくある質問や疑問

FILTER関数はどのバージョンのExcelで使用できますか？

FILTER関数は、Excel 365およびExcel 2021以降のバージョンで使用可能です。これらのバージョンをお使いでない場合は、オートフィルター機能やSUBTOTAL関数を組み合わせて同様の結果を得ることができます。

フィルターで抽出したデータだけを合計する方法は？

フィルターで抽出したデータだけを合計するには、SUBTOTAL関数を使用します。具体的には、以下のように数式を入力します。

この数式を入力すると、現在表示されているデータの合計が表示されます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、ExcelのFILTER関数を使って条件に合ったデータを抽出し、その合計値を求める方法をご紹介しました。これらの方法を活用することで、データ分析の効率が大幅に向上します。ぜひ、日々の業務に取り入れてみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。