ExcelのFILTER関数と入力規則を活用してデータ抽出を効率化しよう！

皆さん、こんにちは！今日は、ExcelのFILTER関数と入力規則を使って、データの抽出作業をもっと簡単に、そして効率的に行う方法をご紹介します。特に、パソコンやスマホの操作がちょっと苦手という方でも大丈夫。わかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

FILTER関数とは？基本の使い方をマスターしよう

Excelのイメージ

まず、FILTER関数についてお話しします。これは、特定の条件に合ったデータだけを抽出するための関数です。例えば、大量のデータの中から「売上が500万円以上」のものだけを取り出したい、なんてときにとても便利なんですよ。

使い方はとてもシンプル。以下のように入力します。

=FILTER(抽出したい範囲, 条件, 抽出結果がない場合の表示)

具体的な例を見てみましょう。以下のような売上データがあるとします。

この中から、売上金額が500万円以上の会社を抽出したい場合、次のように入力します。

=FILTER(A2:C4, B2:B4>=5000000, "該当データなし")

これで、条件に合ったデータだけが表示されます。もし該当するデータがなければ、「該当データなし」と表示されるので安心ですね。

次に、複数の条件を組み合わせてデータを抽出する方法をご紹介します。例えば、「売上が500万円以上、かつ販売個数が5000個以上」のデータを抽出したい場合です。

この場合、条件を掛け合わせることで実現できます。具体的には、以下のように入力します。

=FILTER(A2:C4, (B2:B4>=5000000)*(C2:C4>=5000), "該当データなし")

このように、条件を「*」でつなぐことで、複数の条件を同時に満たすデータを抽出できます。とても便利ですよね。

さて、ここからが本日のハイライトです。入力規則を使って、抽出条件を簡単に変更できるようにする方法をご紹介します。

例えば、抽出したい条件をドロップダウンリストから選べるように設定すると、毎回関数を編集する手間が省けます。以下の手順で設定してみましょう。

あとは、FILTER関数の条件部分をこのセルを参照するように設定すれば、リストから選んだ条件に応じてデータを抽出できます。

FILTER関数は、Excel 365やExcel 2021などの比較的新しいバージョンで使用可能です。古いバージョンのExcelでは利用できない場合がありますので、ご注意ください。

抽出結果がない場合にエラーが表示されるのは、FILTER関数の第3引数（抽出結果がない場合の表示）を省略している可能性があります。エラーを避けるために、第3引数に「該当データなし」などのメッセージを指定すると良いでしょう。

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いかがでしたか？今回は、ExcelのFILTER関数と入力規則を使って、データ抽出を効率化する方法をご紹介しました。これらの機能を活用することで、日々の業務がぐっと楽になります。ぜひ試してみてくださいね。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。