こんにちは、皆さん。今日は、ExcelのFILTER関数を使って、特定の列だけを抽出する方法をご紹介します。Excelを使っていて、「このデータから特定の情報だけを取り出したい」と思ったことはありませんか? そんなときに便利なのが、このFILTER関数なんです。
FILTER関数とは?
まず、FILTER関数について簡単におさらいしましょう。FILTER関数は、指定した条件に合致するデータだけを抽出するための関数です。例えば、大量のデータの中から「売上が100万円以上」のデータだけを取り出す、といったことが可能です。
基本的な使い方
FILTER関数の基本的な構文は以下の通りです。
=FILTER(配列, 条件, [空の場合])
– 配列抽出対象のデータ範囲
– 条件抽出する際の条件
– 空の場合条件に合致するデータがない場合に表示する値(省略可能)
例えば、売上データがA1からB10にあり、その中から売上が100万円以上のデータを抽出したい場合、以下のように入力します。
=FILTER(A1:B10, B1:B10 >= 1000000, "該当なし")
特定の列だけを抽出する方法
さて、本題の「特定の列だけを抽出する方法」についてです。通常、FILTER関数を使うと、条件に合致する行全体が抽出されます。しかし、特定の列だけを抽出したい場合もありますよね。その方法を見ていきましょう。
CHOOSECOLS関数との組み合わせ
Excelの新しいバージョンでは、CHOOSECOLS関数を使って、特定の列だけを選択することができます。具体的には、以下のように使用します。
=CHOOSECOLS(FILTER(配列, 条件), 列番号1, 列番号2, ...)
例えば、以下のような売上データがあるとします。
| 日付 | 商品名 | 売上金額 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| 2025/03/01 | 商品A | 500,000 | 佐藤 |
| 2025/03/02 | 商品B | 1,200,000 | 鈴木 |
この中から、「売上金額が100万円以上」のデータの「日付」と「商品名」だけを抽出したい場合、以下のように入力します。
=CHOOSECOLS(FILTER(D10, C2:C10 >= 1000000), 1, 2)
ここで、
– `FILTER(D10, C2:C10 >= 1000000)` は、売上金額が100万円以上の行を抽出します。
– `CHOOSECOLS(…, 1, 2)` は、その中から1列目(日付)と2列目(商品名)だけを選択します。
FILTER関数のネストで対応する方法
もし、CHOOSECOLS関数が使用できないバージョンのExcelをお使いの場合は、FILTER関数をネストして使用する方法があります。以下のように、内側のFILTER関数で条件に合致する行を抽出し、外側のFILTER関数で特定の列だけを選択します。
=FILTER(FILTER(配列, 条件), {TRUE, FALSE, TRUE, FALSE})
この方法では、抽出したい列をTRUE、不要な列をFALSEで指定します。
具体的な手順
では、実際にExcel上でどのように操作するか、具体的な手順を見ていきましょう。
- まず、データが入力されている範囲を確認します。
- 次に、抽出結果を表示させたいセルを選択します。
- そのセルに、先ほどのFILTER関数とCHOOSECOLS関数を組み合わせた数式を入力します。
- Enterキーを押すと、指定した条件に合致するデータの特定の列だけが表示されます。
注意点
FILTER関数を使用する際の注意点として、以下の点が挙げられます。
– バージョンの確認FILTER関数やCHOOSECOLS関数は、Excelのバージョンによっては使用できない場合があります。お使いのExcelが対応しているか確認しましょう。
– データ範囲の指定配列や条件で指定する範囲が正確であることを確認しましょう。範囲指定が間違っていると、正しい結果が得られません。
まとめ
今回は、ExcelのFILTER関数を使って特定の列だけを抽出する方法をご紹介しました。データ分析やレポート作成の際に、必要な情報だけを効率的に取り出すことができるので、ぜひ活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



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