こんにちは、皆さん。今日は、Excel VBAでFilter関数を使ってデータを完全一致で検索する方法についてお話しします。Excelを使っていて、「特定の値だけを抽出したい」と思ったこと、ありませんか？そんなときに役立つのが、この方法です。
Filter関数の基本と完全一致の課題
Excelのイメージ
まず、Filter関数について簡単に説明します。この関数は、配列の中から特定の条件に合う要素を抽出するために使われます。例えば、あるリストから「太郎」という名前が含まれるものをすべて取り出す、といったことが可能です。
しかし、ここで注意が必要です。Filter関数はデフォルトで部分一致の検索を行います。つまり、「太郎」を検索すると、「山田太郎」や「太郎丸」など、「太郎」を含むすべての要素が抽出されます。これでは、「太郎」という名前だけを抽出したい場合に困ってしまいますね。
完全一致での検索方法
では、完全一致で検索するにはどうすれば良いのでしょうか？答えは、For文とStrComp関数を組み合わせる方法です。具体的には、以下のような手順で行います。
- 配列内の各要素をFor文で順番に取り出す。
- 各要素と検索したい値をStrComp関数で比較する。
- StrComp関数の結果が0であれば、完全一致と判断する。
実際のコードは以下のようになります。
vba
Sub Test2()
Dim i As Integer
Dim strNameList() As String
ReDim strNameList(5)
strNameList(0) = "太郎"
strNameList(1) = "次郎"
strNameList(2) = "三郎"
strNameList(3) = "侍エンジニア太郎"
strNameList(4) = "侍エンジニア次郎"
strNameList(5) = "侍エンジニア三郎"
For i = 0 To UBound(strNameList)
If StrComp(strNameList(i), "侍エンジニア太郎") = 0 Then
Debug.Print "要素数(" & i & ")" & strNameList(i)
End If
Next i
End Sub
このコードでは、配列`strNameList`の中から「侍エンジニア太郎」と完全に一致する要素を探し出し、その要素番号と値を出力しています。実行結果は以下のようになります。
要素数(3)侍エンジニア太郎
このように、StrComp関数を使用することで、完全一致の検索が可能となります。
Filter関数と完全一致の関係
先ほど述べたように、Filter関数はデフォルトで部分一致の検索を行います。しかし、工夫次第で完全一致のような動作を実現することも可能です。例えば、検索する文字列の前後に特殊な文字（例えば、区切り文字）を追加し、それに合わせて検索条件を設定することで、実質的な完全一致検索を行うことができます。ただし、この方法はデータの内容や構造によって適用できるかどうかが異なるため、注意が必要です。
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します！
「エラーメッセージ、フリーズ、接続不良…もうイライラしない！」
あなたはこんな経験はありませんか？
✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
✅ 家族との大切な写真が突然見られなくなった💦
✅ オンライン会議に参加できずに焦った💦
✅ スマホの重くて重要な連絡ができなかった💦
平均的な人は、こうしたパソコンやスマホ関連の問題で年間73時間（約9日分の働く時間！）を無駄にしています。あなたの大切な時間が今この悩んでいる瞬間も失われています。
LINEでメッセージを送れば即時解決！
すでに多くの方が私の公式LINEからお悩みを解決しています。
最新のAIを使った自動応答機能を活用していますので、24時間いつでも即返信いたします。
誰でも無料で使えますので、安心して使えます。
問題は先のばしにするほど深刻化します。
小さなエラーがデータ消失や重大なシステム障害につながることも。解決できずに大切な機会を逃すリスクは、あなたが思う以上に高いのです。
あなたが今困っていて、すぐにでも解決したいのであれば下のボタンをクリックして、LINEからあなたのお困りごとを送って下さい。
ぜひ、あなたの悩みを私に解決させてください。
まとめ
今回は、Excel VBAでのFilter関数を使った完全一致検索の方法についてお話ししました。Filter関数は便利な反面、デフォルトでは部分一致の検索となるため、完全一致の検索を行いたい場合は、For文とStrComp関数を組み合わせる方法が有効です。これらの方法を活用して、Excelでのデータ処理をより効率的に行ってみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
コメント