ExcelのFILTER関数で特定のデータを抽出する方法

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皆さん、こんにちは。今日はExcelのFILTER関数を使って、特定のデータを抽出する方法をご紹介します。Excelを使っていて、「このデータだけを取り出したい!」と思ったことはありませんか?そんな時に便利なのが、このFILTER関数です。

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FILTER関数とは?

Excelのイメージ

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まず、FILTER関数について簡単にお話ししましょう。FILTER関数は、指定した条件に一致するデータだけを抽出するための関数です。例えば、大量のデータの中から「売上が100万円以上」のデータだけを取り出す、といったことが可能です。

FILTER関数の基本的な使い方

それでは、具体的な使い方を見ていきましょう。基本的な構文は以下の通りです。

=FILTER(配列, 条件, [一致しない場合の値])

配列フィルターを適用するデータ範囲を指定します。
条件抽出するための条件を指定します。
一致しない場合の値条件に一致するデータがない場合に表示する値を指定します(省略可能)。

例えば、以下のようなデータがあるとします。

名前 年齢 部署
佐藤 28 営業
鈴木 35 総務
高橋 42 営業

この中から、営業部のメンバーだけを抽出したい場合、以下のように入力します。

=FILTER(A2:C4, C2:C4=”営業”, “該当者なし”)

この数式を入力すると、営業部の佐藤さんと高橋さんのデータが抽出されます。

FILTER関数で部分一致を使う方法

次に、FILTER関数で部分一致を使う方法をご紹介します。例えば、名前に「高」が含まれる人を抽出したい場合、FILTER関数だけでは部分一致の条件を指定することができません。そこで、SEARCH関数を組み合わせて使用します。

=FILTER(A2:C4, ISNUMBER(SEARCH(“高”, A2:A4)), “該当者なし”)

この数式では、SEARCH関数で「高」という文字が含まれているかをチェックし、ISNUMBER関数でその結果が数値かどうかを確認しています。これにより、名前に「高」が含まれる高橋さんのデータを抽出することができます。

FILTER関数で複数の条件を指定する方法

また、FILTER関数では複数の条件を指定することも可能です。例えば、「営業部」で「年齢が30歳以上」の人を抽出したい場合、以下のように入力します。

=FILTER(A2:C4, (C2:C4=”営業”)*(B2:B4>=30), “該当者なし”)

この数式では、条件を「*」でつなぐことでAND条件を指定しています。これにより、営業部で年齢が30歳以上の高橋さんのデータが抽出されます。

よくある質問や疑問

FILTER関数でワイルドカードは使えますか?

いいえ、FILTER関数ではワイルドカード(「*」や「?」)は使用できません。しかし、SEARCH関数やFIND関数を組み合わせることで、部分一致の条件を指定することが可能です。

FILTER関数が使えない場合の代替方法はありますか?

はい、FILTER関数が使用できない場合、従来のフィルター機能や、他の関数(例えば、IF関数やVLOOKUP関数)を組み合わせて同様の結果を得ることが可能です。

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まとめ

今回は、ExcelのFILTER関数を使って特定のデータを抽出する方法をご紹介しました。基本的な使い方から、部分一致や複数条件の指定方法まで、さまざまな応用が可能です。ぜひ、日々の業務で活用してみてください。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。

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