ExcelのFILTER関数とSORT関数でデータを抽出・並べ替え！初心者向け解説

皆さん、こんにちは！今日は、ExcelのFILTER関数とSORT関数を使って、データを抽出し、さらに並べ替える方法をわかりやすくお伝えします。Excel初心者の方でも安心して使えるように、丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

FILTER関数とは？基本の使い方

Excelのイメージ

まずは、FILTER関数についてお話ししましょう。これは、特定の条件に合ったデータだけを抽出するための関数です。例えば、大量のデータの中から「売上が100万円以上」のものだけを取り出したいときに便利です。

FILTER関数の基本的な構文は以下のとおりです

=FILTER(配列, 条件, [空の場合])

– 配列抽出したいデータの範囲
– 条件抽出の条件
– 空の場合条件に合うデータがない場合に表示する値（省略可能）

例えば、「売上が100万円以上」のデータを抽出する場合

=FILTER(B100, B2:B100 >= 1000000, "該当なし")

このように記述すると、売上が100万円以上のデータだけが表示されます。

次に、SORT関数についてです。これは、データを特定の順序で並べ替えるための関数です。例えば、売上データを昇順や降順に並べ替えることができます。

SORT関数の基本的な構文は以下のとおりです

=SORT(配列, [並べ替えインデックス], [並べ替え順序], [並べ替え方向])

– 配列並べ替えたいデータの範囲
– 並べ替えインデックス並べ替えの基準となる列番号
– 並べ替え順序1は昇順、-1は降順
– 並べ替え方向FALSEは行方向、TRUEは列方向

例えば、売上データを降順に並べ替える場合

=SORT(B100, 2, -1)

このように記述すると、売上が高い順にデータが並べ替えられます。

では、これらの関数を組み合わせて、特定の条件で抽出したデータを並べ替える方法を見てみましょう。

例えば、「売上が100万円以上」のデータを抽出し、それを売上の高い順に並べ替える場合、以下のように記述します

=SORT(FILTER(B100, B2:B100 >= 1000000, "該当なし"), 2, -1)

この数式では、まずFILTER関数で売上が100万円以上のデータを抽出し、その結果をSORT関数で売上の高い順に並べ替えています。

FILTER関数で抽出したデータを昇順に並べ替えるには、SORT関数を組み合わせて使用します。例えば、以下のように記述します

=SORT(FILTER(B100, B2:B100 >= 1000000, "該当なし"), 2, 1)

この数式では、抽出したデータを売上の昇順に並べ替えています。

はい、できます。複数の条件を組み合わせるには、条件を掛け合わせる（AND条件）か、加算する（OR条件）ことで実現できます。例えば、「売上が100万円以上」で「地域が東京」のデータを抽出し、売上の高い順に並べ替える場合、以下のように記述します

=SORT(FILTER(C100, (B2:B100 >= 1000000) * (C2:C100 = "東京"), "該当なし"), 2, -1)

この数式では、売上が100万円以上かつ地域が東京のデータを抽出し、売上の高い順に並べ替えています。

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今回は、ExcelのFILTER関数とSORT関数を使って、データを抽出し、並べ替える方法をご紹介しました。これらの関数を組み合わせることで、必要なデータを効率的に抽出し、見やすく整理することができます。ぜひ、日々の業務や作業に活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。