漫画バンク読めない!?消滅した背景と代わりになるサイトは?

漫画バンク読めない!?消滅した背景と代わりになるサイトは?
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漫画バンクは読めなくなりました。

掲載されていた漫画が読めなくなっただけで、サイト自体はまだあります。しかし、もうアクセスはできないでしょう…。

漫画バンクが、閲覧できなくなったという情報を得て、先日わたしはTwitterにこんなツイートをしました。

漫画バンクは、無料で漫画を読み放題できる海賊版サイトです。一昔前の漫画村と同じで違法サイトなので見ようとしないで下さい。

でも、あなたはきっとこう思ってますよね?

今まで好きな漫画が読めていたのに、なぜ急に表示されなくなったの!?

今回、漫画バンクのご臨終記念と題しまして、「インターネット社会で必要な著作権の知識」を踏まえつつ、「漫画バンクが読めなくなった理由」について考察していき、最後にみんなが欲している「漫画バンクの代わりになるサイト」の情報についてお話していきます。

あなたの知識のアップデートにもなるような情報を、この記事でお伝えしていきます。

追記:Twitterの情報だと、2021年2月13日にサイトが復活していました。違法サイトが歓迎される世の中でいいのか?→2021年11月4日に既に閉鎖されているようです。

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漫画バンク読めなくなった背景を考察

漫画バンク読めなくなった背景を考察してみた

漫画バンク読めなくなった背景を考察してみた

結論、著作権法の取り締まりが強化されたとからと言えます。

急にサイトが見れなくなる場合って何かを考えた時、漫画バンクに掲載されていた漫画が見れなくなった理由は大きく5つあると考えられます。

考えられる理由

  • 著作権違反で申し立てがあり掲載していたデータを消さなきゃいけなくなった。
  • レンタルサーバーやドメイン会社の利用規約に違反した。
  • サイトの乗っ取りがあった。
  • サイトのデータが飛んだ。
  • 一時的に避難している。

漫画バンクは、最初から著作権違反をするつもりで、作っているサイトだと推測できますので、「レンタルサーバーやドメイン会社の利用規約」や「サイトの乗っ取り」の対策は十分していると思います。

そうなると。

「著作権違反で申し立てがあり掲載していたデータを消さなきゃいけなくなった。」か「サイトのデータが飛んだ。」か「一時的に避難している」の3つに絞ることができます。

3つのどれかを断定することは、実は可能です。

なぜなら、集英社が2021年10月27日にカリフォルニア北部地区連邦地方裁判所に著作権侵害の申し立てを行っているからです。

以前であれば、サイトが閉鎖したら「削除の申し立てがあった」再度掲載され始めたら「サイトのデータが飛んだ」「一時的に避難している」だったという3つの可能性がありました。

しかし、実際に調べてみると、アメリカの法律に関する情報やコミュニティの場として情報を発信しているJusiaには、集英社がGoogleとハリケーンエレクトリックを対象に著作権侵害の訴えを起こしているとの情報があります。

他にも、海外メディアのTorrentFreakが、集英社が海賊版サイトの管理者の名前、住所、電話番号、電子メールアドレス、IPアドレスを探すようにGoogleとハリケーンエレクトリックに訴えかけているという情報もあります。

つまり、「ついに違反サイトである漫画バンクを摘発するために集英社が本格的に動いたから」です。

本当に、漫画バンクはお陀仏になりました。もうアクセスは二度とできないでしょう。

漫画バンクのヘビーユーザー達は、「別にいいじゃん」とか「余計なことしやがって!」って思っているかもしれませんが、その考えは間違っていますし、漫画バンクは違法サイトです。

漫画バンクがなぜ違法なのか。しっかり説明しますね。

皆さんもご存知だと思いますが、著作権者や権利者に許可なく、無断で不特定多数の見れるインターネット上に掲載することは著作権の侵害(法律違反)となります。

最近、TwitterやブログやYOUTUBEなどで、映画や漫画の解説している際に、無断で絵や映像を使用している場合も、フェアユースなどのルールを守っていなければ犯罪です。

しかし、著作権はあくまで個人の権利ですので、インターネット上で著作権侵害行為が行われていたとしても、訴えを起こすか否かは、基本的に著作権者の判断に委ねられている背景があるので、犯罪を犯していても訴えられていないというのが実情です。

つまり、著作物は、著作権法で守られていますが、著作者が認識していない場所であるインターネット上に、たくさん著作権違反に相当する行為が蔓延しているということです。

実は、漫画バンクのような海賊版サイトが多く、出版社や著作権者への被害が近年多発していることがあり、令和3年1月1日から著作権法の改正が行われ、規制範囲が拡大されました。

改正された内容は私たちユーザーにも関係ある内容になっています。

少し脱線しますが、インターネットを利用している私たちにとって大切な話なので少しだけさせてください。

知らないと、あなた自身も犯罪を犯して懲役刑や罰金を支払うことになってしまうので、しっかりチェックしておきましょう。

令和3年1月1日に改正された著作権法の内容は3つあります。

著作権法の改正内容

  • 侵害コンテンツのダウンロード違法化
  • 著作権侵害訴訟における証拠収集手続の強化
  • アクセスコントロールに関する保護の強化

改正された大きな内容は3つありますが、漫画バンクなどの違法サイトを利用していたユーザーが関係するのは「侵害コンテンツのダウンロード違法化」がメインですので、他二つの説明は割愛します。

令和3年1月1日から、音楽、映像、漫画、雑誌、小説、写真、論文、コンピュータープログラムなど全ての著作物に対して、権利侵害を行っている海賊版サイトからダウンロードした場合、民事事件や刑事事件の対象となりました。

簡単に言うなら、公式が出していない漫画と知りながらダウンロードすると対象になります。

具体例を出すと、集英社(ジャンプ)や作者が許可出してないのに、呪術廻戦とかチェンソーマンとかダウンロード配信しているサイトで、ダウンロードする行為が対象となるってことです。

さらに、継続してダウンロードしていることが確認された場合、刑事罰として2年以下の懲役・200万円以下の罰金に処されます。

あなたがサイトの運営者じゃなくても関係ありません。

最近では、警察のサイバーパトロールによって刑事事件に発展した事件も増えてきました。

日本の法律や警察では、インターネット上で横行している著作違反の規制を強化する動きが、例年強くなっていっています。

そんな背景もあり、漫画バンクは「著作権法違反」として、通告を受けたのでサイト運営者はアップロードしていた漫画をすべて消したのでしょう。

しかし、私の思惑はどうやらハズレだったみたいです。

2021年の2月13日に漫画バンク自体は復活しているそうなので、「一時的に避難していた」可能性が高そうです。

もしくは、サイトの広告表示を強化する目的でサイト内を修正していたかもしれませんね。

どちらにしても、この記事を書いた次の日に復活していたのは、皮肉ですね。

漫画バンクの代わりになるサイト

漫画バンクは、無料で人気作品を掲載していました。

作者や出版社にしてみれば、「本当にふざけんな!」という気持ちでいっぱいだと思います。

しかし、著作権者の気持ちとは反して、ユーザーが求めている物は「安くて面白い漫画が好きな時に読み放題」という環境です。

コンテンツを作り出しているクリエイターや漫画家の皆さんとしては受け入れたくない事実ですが、ユーザーが喜ぶサービスの形態としては、最強の部類だと思っています。

※しかし、法を犯して盗用をしてるからできることなので、決して褒めたり称えたりはできませんし、作り手に還元されずにサイト運営者だけが儲かる仕組みは、まさにドロボー以外の何者でもありません。

あなたは、漫画バンクに代わるサイトはないのかって思っていませんか?

無料で有名漫画が読めるサービスはあります。

もちろん、漫画バンクとは違って合法で運営しています。

そんなサービスを2つご紹介します。

スキマ


スキマは、無料で32,000冊の漫画を無料で読めるサービスです。

画像引用:スキマ(https://www.sukima.me/)

3,525件のタイトルが無料で、ほぼ全巻一気読み可能です。

無料で読める漫画のタイトル数が多くて、まだすべてに目を通せてないので、全巻無料で一気読みできるタイトルか確認できていませんが、もしできなかったら、タイトル名と「出来ねーよ!クソ野郎!」とコメントに書き残してください。

スキマには、期間限定コンテンツもあり、サイトを覗きに来た人を楽しませる仕掛けがあり面白いです。

スマホで昼間見ようとすると、やたら重たい時間帯があるので、少しストレスを感じる時間がありますので、夜の就寝前のスキマ時間におすすめです。

\ 完全無料で32000冊以上読み放題 /

eBookJapan

画像引用:eBookJapan(https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)

無料で読める作品が2000冊以上で、漫画の種類が多く読みたい漫画が揃っています。

漫画が読みやすいシンプルなリーダーアプリなので、スマホで読みやすいです。

本来だったら有料なタイトルが、人気作品が期間限定で無料になる大盤振る舞いの期間もあったりします。

最近の期間限定作品だと、「東京喰種トーキョーグール(2021年2月19日まで)」や「ボボボーボ・ボーボボ(2021年2月28日まで)」がありました。

他にも、ラブコメ・少女漫画なども男女問わず、人気のラインナップを掲載しているので、見る価値ありですよ。

国内最大のマンガ販売サイト!

まとめ

コンテンツの盗用や転載は犯罪だからダメ!ゼッタイ!

コンテンツの盗用や転載は犯罪だからダメ!ゼッタイ!

漫画バンクは、ユーザーからしてみたら最新の漫画喫茶にいつでも無料で行けるサイトではありますが、個人的には違法サイトなので、見ているあなたの端末がウィルス感染する危険性もあるし、フィッシング詐欺の危険もあるサイトなので、利用はおすすめできません。

なにより、漫画バンクのような違法サイトが世の中に増えると、コンテンツを制作するクリエイターや制作会社に正当な利益が還元されなくなり、新たなコンテンツの創作も困難となります。

それって、誰も望んでないですよね?

業界全体が衰退していくことになるので、結局楽しいものを求めている読者の首を絞めるだけです。

私たち読者ができる唯一のことは、違反サイトに掲載している漫画は見ない!

ホントはめっちゃ見たい気持ちもあるけど…

読者が求めているのは、無料で、いつでもどこでも見れる漫画サイトです。

個人的には、日本にある漫画すべてを、月額課金制のインターネットから閲覧できるサブスクリプション(仕組み)を作って欲しいです。

「ホームページ・インフラ担当が副業やるってよ」では、時事ネタも含め、ITリテラシーに役立つ知識を発信していきます。

最近○○って流行ってるけど、どういうことなの?わかりやすく教えて欲しいなどありましたら、コメントに残してもらえると回答できますので、疑問や悩みがあったら書き残してください。

ブログを更新したら、Twitterでも更新したことをお伝えしますので、Twitterのフォローしておくと誰よりも早く情報をゲットできますよ。

最後まで見ていただいてありがとうございました。

ホームページ・インフラ担当が副業やるってよ!

Twitter:@Uriuri_writer

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