PowerShellを使ってファイルやフォルダを操作する際、コマンドプロンプトの「dir」コマンドと同様の機能を利用できます。この記事では、PowerShellでの「dir」コマンドの使い方や、よく使われるオプションについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。
PowerShellの「dir」コマンドとは?
PowerShellでは、コマンドプロンプトの「dir」コマンドと同じように、ディレクトリの内容を表示することができます。実際には、「dir」は「Get-ChildItem」のエイリアス(別名)であり、同じ動作をします。例えば、以下のように入力することで、カレントディレクトリ(現在の作業ディレクトリ)の内容を表示できます。
dir
よく使われるオプションとその使い方
PowerShellの「dir」コマンドでは、さまざまなオプションを組み合わせて、目的に応じた情報を取得できます。以下に、よく使われるオプションとその使い方を紹介します。
サブフォルダも含めて表示する(-Recurse)
コマンドプロンプトの「dir /s」に相当するのが、PowerShellの「dir -Recurse」です。このオプションを使うと、指定したディレクトリとそのサブディレクトリ内のすべてのファイルとフォルダを再帰的に表示できます。
dir -Recurse
ファイル名のみを表示する(-Name)
コマンドプロンプトの「dir /b」に相当するのが、PowerShellの「dir -Name」です。このオプションを使うと、ファイル名のみを一覧表示できます。
dir -Name
ディレクトリのみを表示する(-Directory)
ディレクトリのみを表示したい場合は、「dir -Directory」オプションを使用します。これにより、指定したディレクトリ内のサブディレクトリのみを表示できます。
dir -Directory
特定の拡張子のファイルを表示する(-Filter)
特定の拡張子を持つファイルだけを表示したい場合は、「-Filter」オプションを使用します。例えば、.txtファイルのみを表示するには、以下のように入力します。
dir -Filter *.txt
属性で絞り込む(-Attributes)
ファイルやフォルダの属性を指定して絞り込むことも可能です。例えば、隠しファイルを除外して表示するには、「-Attributes」オプションを使用します。
dir -Attributes !Hidden
実際の使用例
以下に、実際の使用例をいくつか紹介します。
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dir -Recurse -Nameサブディレクトリも含めて、ファイル名のみを表示します。
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dir -Directory -Filter *.txt.txt拡張子を持つファイルのみを表示します。
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dir -Attributes !Hidden -Recurse隠しファイルを除外し、サブディレクトリも含めて表示します。
よくある質問や疑問
Q1: 「dir /s」コマンドをPowerShellで実行するとエラーが出ます。どうすれば良いですか?
PowerShellでは、「/s」オプションの代わりに「-Recurse」オプションを使用します。以下のように入力してください。
dir -Recurse
Q2: 「dir /b」コマンドをPowerShellで実行するとエラーが出ます。どうすれば良いですか?
PowerShellでは、「/b」オプションの代わりに「-Name」オプションを使用します。以下のように入力してください。
dir -Name
Q3: サブディレクトリの中身も含めてファイル名だけを表示したい場合はどうすれば良いですか?
以下のように入力することで、サブディレクトリも含めてファイル名のみを表示できます。
dir -Recurse -Name
まとめ
PowerShellの「dir」コマンドは、コマンドプロンプトの「dir」コマンドと同様の機能を提供し、さまざまなオプションを組み合わせることで、目的に応じた情報を取得できます。初心者の方でも、上記のオプションを覚えることで、効率的にファイルやフォルダを操作できるようになります。
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