皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのFILTER関数を使って、特定のデータを簡単にコピーする方法をご紹介します。これをマスターすれば、データ整理がぐっと楽になりますよ。
FILTER関数とは？
Excelのイメージ
まず、FILTER関数についてお話ししましょう。これは、指定した条件に合うデータを抽出するための関数です。従来のフィルター機能と似ていますが、元のデータをそのままにして、必要な情報だけを別の場所に表示できるのが特徴です。
FILTER関数の基本的な使い方
では、具体的な使い方を見ていきましょう。例えば、以下のような売上データがあるとします。
| 商品名 | カテゴリ | 売上金額 |
|---|---|---|
| リンゴ | 食品 | 500 |
| ノート | 文具 | 200 |
| バナナ | 食品 | 300 |
| ペン | 文具 | 100 |
この中から、カテゴリが「食品」のデータだけを抽出したい場合、以下のようにします。
1. 抽出結果を表示したいセルを選択します。
2. そのセルに、次のような数式を入力します。
=FILTER(A2:C5, B2:B5=”食品”, “該当データなし”)
3. Enterキーを押すと、条件に合ったデータが表示されます。
このようにして、カテゴリが「食品」のデータだけを別の場所に表示できます。
FILTER関数で複数の条件を指定する方法
次に、複数の条件でデータを抽出する方法をご紹介します。例えば、「カテゴリが『食品』で、かつ売上金額が300以上」のデータを抽出したい場合、以下のようにします。
1. 抽出結果を表示したいセルを選択します。
2. そのセルに、次のような数式を入力します。
=FILTER(A2:C5, (B2:B5=”食品”)*(C2:C5>=300), “該当データなし”)
3. Enterキーを押すと、条件に合ったデータが表示されます。
このように、複数の条件を組み合わせてデータを抽出することができます。
よくある質問や疑問
FILTER関数はどのバージョンのExcelで使用できますか？
FILTER関数は、Microsoft 365のExcelおよびExcel 2021で利用可能です。お使いのExcelで利用できるか、数式バーに「=F」と入力し、一覧に「FILTER」と表示されれば利用できます。
FILTER関数で抽出したデータを別のシートにコピーする方法は？
FILTER関数で抽出したデータを別のシートに表示させるには、抽出先のシートのセルにFILTER関数を入力し、元のデータ範囲と条件を指定します。例えば、Sheet1のデータをSheet2に抽出する場合、Sheet2のセルに「=FILTER(Sheet1!C5, Sheet1!B2:B5=”食品”, “該当データなし”)」と入力します。
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まとめ
今回は、ExcelのFILTER関数を使って、特定のデータを簡単にコピーする方法をご紹介しました。これを活用すれば、データ整理がより効率的になります。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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