VBAでWordを開き、常に前面に表示する方法

皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのVBAを使ってWord文書を開き、それを常に前面に表示する方法についてお話しします。特に、パソコンやスマホの操作がちょっと苦手な方でも理解できるように、わかりやすく説明していきますね。

はじめにVBAとは何か？
ExcelからWordを開く基本的な方法
Wordを前面に表示する方法
1. 方法1ウィンドウの状態を変更する
2. 方法2AppActivateステートメントを使用する
よくある質問や疑問
1. Q1: VBAを使うのは難しそうですが、初心者でもできますか？
2. Q2: Wordを前面に表示する必要があるのはなぜですか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

はじめにVBAとは何か？

Wordのイメージ

まず、VBAという言葉を聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。VBAとは、「Visual Basic for Applications」の略で、MicrosoftのOffice製品（ExcelやWordなど）を自動化するためのプログラミング言語です。これを使うことで、手作業で行っていた繰り返しの操作を自動化できるんですよ。

ExcelからWordを開く基本的な方法

では、具体的にExcelからWordを開く方法を見ていきましょう。以下の手順で進めていきます。

まず、ExcelのVBAエディターを開きます。これは、キーボードの「Alt」キーを押しながら「F11」キーを押すと表示されます。
次に、新しいマクロを作成します。これは、「挿入」メニューから「標準モジュール」を選択すると行えます。
以下のコードを入力します。

vba

Sub Wordを開く()

    Dim wdApp As Object

    Set wdApp = CreateObject("Word.Application")

    wdApp.Visible = True

    wdApp.Documents.Open "C:\パス\ファイル名.docx"

End Sub

このコードを実行すると、指定したWord文書が開かれます。ただし、このままだとWordが他のウィンドウの後ろに隠れてしまうことがあります。

Wordを前面に表示する方法

Wordを開いた際に、常に前面に表示させるには、少し工夫が必要です。以下の方法を試してみましょう。

方法1ウィンドウの状態を変更する

Wordのウィンドウを一度最小化し、再度元のサイズに戻すことで、前面に表示させることができます。具体的には、以下のコードを追加します。

vba

Sub Wordを前面に表示()

    Dim wdApp As Object

    Set wdApp = CreateObject("Word.Application")

    wdApp.Visible = True

    wdApp.Documents.Open "C:\パス\ファイル名.docx"

    wdApp.WindowState = 2 ' 最小化

    wdApp.WindowState = 0 ' 通常

End Sub

この方法については、以下のサイトで詳しく説明されています。

方法2AppActivateステートメントを使用する

もう一つの方法として、AppActivateステートメントを使用して、特定のウィンドウを前面に表示することができます。以下のようにコードを追加します。

vba

Sub Wordを前面に表示する()

    Dim wdApp As Object

    Set wdApp = CreateObject("Word.Application")

    wdApp.Visible = True

    wdApp.Documents.Open "C:\パス\ファイル名.docx"

    AppActivate wdApp.Caption

End Sub

この方法については、以下のサイトで詳しく説明されています。