ExcelでVLOOKUP関数を使って大文字と小文字を区別する方法

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こんにちは、皆さん。今日は、ExcelのVLOOKUP関数で大文字と小文字を区別してデータを検索する方法についてお話しします。普段、Excelを使っていて、「A001」と「a001」を別々のデータとして扱いたいのに、うまくいかないと感じたことはありませんか?実は、VLOOKUP関数はデフォルトでは大文字と小文字を区別しないんです。では、どうすれば良いのでしょうか?一緒に見ていきましょう。

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VLOOKUP関数の基本とその限界

Excelのイメージ

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数の基本的な使い方をおさらいしましょう。例えば、商品コードから商品名を取得する場合、次のように関数を使います。

  1. 検索値(商品コード)を指定します。
  2. データが含まれる範囲を指定します。
  3. 取得したい情報が何列目にあるかを指定します。
  4. 完全一致か近似値かを指定します。

しかし、この関数は大文字と小文字を区別しません。つまり、「A001」と「a001」を同じものとして扱ってしまいます。これでは、正確なデータ取得が難しくなりますね。

大文字と小文字を区別する方法

では、どうすれば大文字と小文字を区別してデータを取得できるのでしょうか?ここで、INDEX関数EXACT関数を組み合わせた方法をご紹介します。

EXACT関数とは?

EXACT関数は、2つの文字列が完全に一致しているかを判定する関数です。大文字と小文字も区別して比較します。例えば、=EXACT(“Apple”, “apple”)はFALSEを返します。

INDEX関数とEXACT関数の組み合わせ

具体的な手順は以下の通りです。

  1. まず、EXACT関数で検索値とデータ範囲内の各値を比較し、一致するかを判定します。
  2. 次に、MATCH関数でTRUEとなった位置を取得します。
  3. 最後に、INDEX関数でその位置のデータを取得します。

この方法で、大文字と小文字を区別してデータを取得することが可能です。

実際の数式例

具体的な数式を見てみましょう。例えば、商品コードがA列、商品名がB列にあり、検索したいコードがD1セルにあるとします。商品名を取得する数式は以下のようになります。

=INDEX(B:B, MATCH(TRUE, EXACT(D1, A:A), 0))

この数式を入力した後、Ctrl + Shift + Enterを押して配列数式として確定します。これで、D1セルの値と完全に一致する商品コードの名前が取得できます。

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まとめ

いかがでしたか?今回は、ExcelのVLOOKUP関数で大文字と小文字を区別してデータを取得する方法をご紹介しました。EXACT関数とINDEX関数を組み合わせることで、より精度の高いデータ検索が可能になります。ぜひ試してみてくださいね。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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