皆さん、Wordで文章を作成中に、漢字の上にふりがなを付けたら、その行だけ行間が広がってしまった経験はありませんか?
これ、見た目がちょっと気になりますよね。でも大丈夫!今回は、初心者の方でも簡単にできる、ふりがなを振っても行間を揃える方法をご紹介します。
ふりがな(ルビ)の付け方
まず、ふりがなを付ける基本的な方法からお伝えします。
- ふりがなを付けたい文字を選択します。
- 「ホーム」タブの「フォント」グループにある「ルビ」ボタンをクリックします。
- 表示された「ルビ」ダイアログボックスで、ふりがなを確認し、必要に応じて修正します。
- 「OK」をクリックすると、選択した文字にふりがなが付きます。
これで、漢字の上にふりがなを付けることができます。
ふりがなを付けた後の行間調整方法
ふりがなを付けた後、その行だけ行間が広がってしまうことがあります。これを解消する手順をご紹介します。
- 文章全体を選択します。簡単な方法は、Ctrl + Aキーを押すことです。
- 「ホーム」タブの「段落」グループ右下の小さな矢印をクリックして、「段落」ダイアログボックスを開きます。
- 「インデントと行間隔」タブで、「行間」のプルダウンメニューから「固定値」を選択します。
- 「間隔」の値を設定します。目安として、本文のフォントサイズ + ふりがなのサイズ + 2~3ポイントを足した値にします。例えば、本文が10.5ポイントで、ふりがなが5ポイントの場合、10.5 + 5 + 2.5 = 18ポイントと設定します。
- 「OK」をクリックすると、全ての行の行間が均一になります。
この設定により、ふりがなを付けても行間が広がらず、見た目が整った文書を作成できます。
よくある質問や疑問
Q1: ふりがなを付けたら、文字とふりがなが重なってしまいました。どうすればいいですか?
文字とふりがなが重なる場合、ふりがなの位置を調整する必要があります。以下の手順で行ってください。
- 重なっているふりがな付きの文字を選択します。
- 「ホーム」タブの「ルビ」ボタンをクリックして、「ルビ」ダイアログボックスを開きます。
- 「オフセット」の値を大きくすると、ふりがなが上に移動します。少しずつ値を増やして、重ならない位置に調整してください。
- 「OK」をクリックして設定を反映します。
Q2: 文書全体の同じ単語に一括でふりがなを付けることはできますか?
はい、可能です。以下の手順で行ってください。
- Ctrl + Aキーで文書全体を選択します。
- 「ホーム」タブの「ルビ」ボタンをクリックして、「ルビ」ダイアログボックスを開きます。
- 「すべて適用」をクリックすると、文書内の同じ文字列に一括でふりがなが付きます。
- 「OK」をクリックして設定を完了します。
まとめ
いかがでしたか?ふりがなを付けても行間を揃える方法をマスターすれば、より見やすく整った文書を作成できます。ぜひ試してみてくださいね。
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