ついに、Appleのイベント「Spring Loaded」が開催されましたね。
世界中のユーザーを魅了するApple社の新作ハード・ソフトの発表会が「Spring Loaded」です。
日本時間の2021年4月21日AM2時から行われたので、正直見逃した人も多いと思います。
平日の深夜帯に放送されると、社会人や学生はつらいですよね💦
そこで今回は、Appleのイベントでどんな発表があったのか。そして、どんなところが目玉なのかを見てない人でもわかるようにお伝えしたいと思います。
また、実際に「Spring Loaded」リアルタイムで見て感じた、一歩踏み込んだ情報も交えつつお話していきたいと思います。
Appleは「Spring Loaded」で何を紹介したの?

画像引用元:https://www.apple.com/jp/apple-events/
日本時間で2021年4月21日午前2時に開催したApple社のイベント「Spring Loaded」では、様々な紹介がありました。
今回のイベントの目玉は7つです。
紹介された7つの目玉内容
- Apple Card Family(クレジットカード)。
- Podcastの新デザインとサブスク。
- iPhone12とiPhone12miniの新カラー登場。
- 新しいAirTagと「探す」機能の充実。
- A12搭載のApple TV 4KとSiri Remoteによる新しいテレビ体験。
- 新型iMacの機能紹介。
- 新型iPad ProにM1チップが搭載された。
今回発表された新商品は4月30日から予約購入できるものがほとんどです。
この記事を見て気になった人は、Appleの公式ページをチェックしてみて下さいね。
それでは、7つの目玉について深堀して解説していきましょう。
Apple Card Family(クレジットカード)

画像引用元:https://www.apple.com/newsroom/2021/04/apple-introduces-apple-card-family-enabling-people-to-share-apple-card-and-build-credit-together/
Appleが信用スコアの算出方法について公平疑問を抱き開発したものになります。
日本には信用スコアという制度自体が、まだ導入されていないのでイメージがわかないと思いますが、本来であれば一度、減点されてしまった信用スコアを戻すことは容易ではないのですが、ここにメスを入れたのがApple Card Family。
配偶者やパートナーと信用供与枠を共有して統合できるようになります。
口座の権限は平等で、信用度も平等に築きあげることができます。
いわゆる、共同クレジットを作成できるようになり、13歳以上の家族にAppleCard(クレジットカード)へのアクセスが許可されます。
もちろん子供用に、限度額や制限をかけることは可能です。
家族のだれもが平等に使うことができるクレジットカードの機能とシステム。それが、Apple Card Familyです
Podcastの新デザインとサブスク

Podcastのアプリ画面
Podcastのアプリケーションを一新した。
レイアウトを大幅に変更して、フォロー・視聴・共有をよりスムーズにできるようになりました。
要はユーザーに使いやすくしたってことね。
チャンネルの要素も追加され、好きなクリエイターの作品を簡単に探すことができるようになったのが特徴的ですね。
Apple Podcastのサブスクリプションも来月5月から170か国で始まっていく予定。サブスクに登録したユーザーは他にはないコンテンツを楽しむことが出来るとのことです。
音声コンテンツは伸び続けているので、そのあたりを見越してのことですかね。
iPhone12とiPhone12miniの新カラー登場

画像引用元:https://www.apple.com/jp/iphone/
うーん。紫?みたいなパステル調の紫色が、iPhone12とiPhone12miniに新登場。
そんだけ。ちなみにiPhone12ProやMaxにはありません。
新しいAirTagと「探す」機能の充実

画像引用元:https://www.apple.com/jp/airtag/
Appleの巨大なネットワーク、超広帯域テクノロジーを駆使して、Bluetoothがオンになっていれば、たとえオフラインでも失くしてしまったとしてもiPhone、iPad、Apple Watch、Macなどを見つけることができるアプリ「探す」と連動して忘れ物や失くした物の場所を確認することが出来ます。
AirTagを付けていると、見つけてくれた人がNFC対応スマートフォンであれば、AirTagの持ち主の連絡先を確認できるように設定もできます。
耐水・防塵・防沫性能を備えているので、簡単に機能できなくなるということはないだろう。
また、1年以上使えるバッテリーを採用しており、充電がなくなったら同期させているiPhoneに連絡がくる仕組み。もちろん、バッテリーは自分で交換することが可能です。
今までは使用できなかった、サードパーティ製品でも「探す」アプリが使えるようになったので、今後色々な用途に使えるアプリケーションの開発が進んでいくことが見込まれます。
「探す」アプリに連動してAirTagという、装着しているモノを簡単に見つけることができるツールの販売も行われます。
iPhone11から使用されているU1チップが搭載されているiPhoneであれば、近くにあるAirTagの位置情報を割り出して、正確な場所をあなたに教えてくれるようになります。
この機能は、「正確な場所を見つける機能」と呼ばれており、iPhoneの画面にAirTagの方向や位置を矢印で示してくれます。
キーホルダーやバッグチャームなどを、利用してAirTagをあなたの大切な持ち物に着けていれば、すぐに探し出すことができるでしょう。
A12搭載のApple TV 4KとSiri Remoteによる新しいテレビ体験

画像引用元:https://www.apple.com/jp/apple-tv-4k/
Appleの関連ハードやソフトと連動することが出来るテレビと言った方がイメージしやすいと思います。
例えば、Apple Fitness+と連動して朝の体操をすることもできますし、AirPlayで家族に自分の作品を見せたり、Apple Arcadeでゲームをしたり様々な使い方をすることができるようです。
もちろん、画質にもこだわっていて、よりリアルな色合いや細部のディテールを高水準で表現できるようになりました。
Apple TV 4KはHDRを高フレームレートで再生できるので、とても自然で滑らかな映像を映し出すことができるとのことです。
スポーツ観戦やアクション映画が好きな方には向いている内容ですね。
iPhoneなどのセンサーと連携することで、テレビの画質を向上させることも可能なようです。
Siri Remoteはちょっと便利なリモコンって感じでしたね。
新型iMacの機能紹介

画像引用元:https://www.apple.com/jp/mac/
Mac専用に設計されたM1チップを搭載したiMacを発表しました。
キャッチフレーズとしては「Mac史上、最高のカメラ・最高のマイク・最高のスピーカー」でしょう。
新しいバージョンは、前のバージョンよりも薄く、カラーも7色あり、とてもカラフルでおしゃれな印象を受けました。
機能面はどうでしょうか。
新型iMacには、周囲の状況や温度によって画面の明るさや色合いが自動調整される機能があり、今まで以上に自然な視覚体験をすることが可能になりました。
ディスプレイの画面角度による光の入り具合による視覚調整にもこだわっているそうです。
インカメラには、1080pのFacetime HDカメラを搭載し、今までの解像度の2倍で高画質を表現しています。センサーの精度も上がっており、明るさが足りない場所でもしっかりとカメラが機能します。明るい色と暗い色をしっかり分析して表示できるようなスペックのカメラが備わっています。
マイクに関しても、ビームフォーミングを採用しており、背景の音を極力拾わず、あなただけの声を認識してくれます。
音を出力するオーディオ関連にもこだわっており、空間オーディオにも対応できるスピーカーは、一度体験してみたいものです。
特に。クリエイターとして嬉しいのは、Photoshopの処理速度は以前の2倍らしく、写真をベクター化できるものはもっと早い処理スピードで表示できるようになっている点です。
イラスト・写真・動画を編集するクリエイターの方は、ちょっと魅力的ですよね。
もちろん、iPhoneとの連動率も完璧なぐらいスラスラできるようなスペックになっていてiPhoneで受け取った電話やメールはiMac上に素早く表示されるのでデバイスを切り替えることなく、ストレスフリーで使うことができるとのことです
また、超高速データ転送用の2つのThunderboltポートを含む、最大4つのUSBタイプ-Cを標準装備しています。Pro Display XDRのような高画質最大6Kにも対応できるので高画質データもちょちょいのちょいです。
簡単にまとめると、めっちゃパワフルって感じでしょうか。
セキュリティの面でもキーボードにTouch IDを搭載しているモデルもあるのでセキュリティレベルは高いです。Touch IDでユーザーを切り替えることもできるので、家族で使用しても誤操作の恐れが軽減されるのは嬉しいですね。
新型iPad ProにM1チップが搭載された

画像引用元:https://www.apple.com/jp/ipad/
新型iPad Proがイベントの一番の目玉と言っても過言ではないでしょう。
新型iPad ProにはM1チップと呼ばれているMacに搭載されているモノと同じものが入ってます。そして、5G対応になります。
簡単に言ってしまえば、パソコンと同じスペックがタブレット端末として使用できるということ。もっと言うなら、アプリの起動速度や処理速度が段違いってことですね。
バッテリーに関しても1日は持つし、直近発売されたiPad Proよりも50%の高速化を実現をされたって、本当にヤバイの出てきましたね💦
他のタブレット端末やパソコンはiPad Proに代わってしまうのか!?って思わせてくれるほど進化していっています。
画像編集やイラスト編集するときはもちろん、3Dデザインや4Kビデオの編集などを難なく行えるだけの高パフォーマンスを実現しているとのことです。
今まで、途中で止まっていた作業も止まらずにできそうですね。
また、パソコンでないと表現できないような高画質なゲームもラクラクできちゃうんだとか!他にも、プレイステーションやXboxのコントローラーも同期できるようです。
CPUとグラフィック関連の性能がヤバイね。凄すぎて語彙力なくなっててごめんなさい💦
新型iPad Proは、最大2TBのストレージ、16GBのメモリ、5G接続を備え、USB-CからThunderbolt4に切り替えることができます。カメラも最新になっていてデュアルカメラ(2つ目)の新しい12メガピクセルセンサーは、「HDR撮影・ポートレートも撮れるセルフィーカメラ・超広角カメラ・被写体の動きに合わせて自動でピントを合わせる」などのカメラ機能を備えています。
いやいや!めっちゃ欲しくなってきた!
ここまでが、Appleのイベント「Spring Loaded」で発表された目玉情報7つ紹介でした。
では、私が個人的にイベントを見ていて気になった点をすこしまとめてお話したいと思います。
ひとり情シスが気になった3つの情報
毎年、魅力的なコンテンツに作っているApple社に魅せられている筆者としては、「うーん微妙カモ…。」って感じたものがありました。
気になった情報
- Appleのクレジットカードと信用スコアの話。
- 新型iPadのスペック面。
- AirTagの大きさと利便性ついて。
それでは!いってみましょう!
Appleのクレジットカードと信用スコアの話
冒頭で、Appleのクレジットカードを使用した「Apple Card Family」の話題が出ました。
しかし、日本ではまだまだ先の話になるでしょうというのが私の見解です。
なので、7つの目玉情報には入れましたが、日本人の皆様は関係ありません!
日本での普及は先になるでしょう。
なぜなら、導入したいけど、一般市民は導入するのにメリットが何もないからです。
今回メリットがあるのは、既に信用スコアの導入がされている中国やアメリカなどで、スコアが下がっている人だけでしょう。
中国なんかは、そもそもメリットがユーザーにあって依存させることに成功したから、信用スコアが普及しているわけで、ホームレスの人でもキャッシュレス決済でコジキしているぐらいキャッシュレス決済って進んでいるんです。
しかし、日本はユーザーにメリットを出す形でPayPayがキャッシュバックしてますけど、国民全員を依存させるほど普及してはいないんです。
金融系の会社は、中国のアリババと同じようなことをしたいと思っていても、実際にはできていないという現実があるので、ぶっちゃけ「Apple Card Family」の話はスルーして大丈夫です。
新型iPadのスペック面
感想、ほぼパソコン。
Macをタブレット型にして持ち歩けるっていうイメージですね。
Appleの中の人に聞いてみると、WindowsのCore i7よりM1チップの方がスペックが良いらしい。実際に実験したことがないので、何ともですが本当だとしたら、Surfaceよりも安くてコスパのいいタブレット型パソコンになる道もある。Windowsのsurface Laptopをついに追い越したのか?って思わせてくれますね。スペックで言ってしまえば、最強クラスと言っても過言ではないです。
しかし、5G対応とFace IDに関しては微妙。
だって、5Gが首都圏に普及するのって2~3年後でしょ?それならもっとスペックの良いiPad Pro出るから、そん時買うよ。
iPadが5G対応になった!めっちゃ便利やん!って騒ぐほどじゃないかな。
Face IDも微妙💦あれ不便なんだよね💦
Face IDについて調べたけど、結構なユーザーが不便に思っているので是非改善お願いいたします。
https://m32006400n.xsrv.jp/procedure/how-to-prevent-others-from-using-your-app-with-face-id-on-your-iphone/
グラフィックのスペックに関しては間違いなく優秀ではあるが、微妙と思ってしまう点もあり、完ぺきではない。
てか、早くiPhoneもタイプCにしてくれないかなぁ…。
AirTagの大きさと利便性ついて
初見の感想は、ちょっと高いかな💦
1つ3,800円(税込)はちょっと高いよ💦Appleの純正品で、安心を買うって意味じゃ安いのかもしれないけどね。
旅行に行く時とか、よく外出している人はあった方が良いと思うけど、うーーーん。
あと、コインタイプだけって言うのが、躊躇うかな💦
ワンチャンなくすでしょ?AirTag本体をwww
なんか、ストラップもありきたりだから、もっとデザインがいいもの出てきてストラップも面白いものが出てきたら検討しようかな?ってレベルです。
あとは、同じような機能で市場シェアを確立していた「探しものトラッカーTile(タイル)」がどう動いてくるかは、見ものですね。
まとめ
結論、楽しかったです。(←小学生の感想文か!)
仕事終わってから、わくわくして夜も眠れませんでした。
やっぱり、Apple社のイベントは、ガジェット好きには聞いててたまらないほどワクワクしますね。
出来れば、質問コーナーみたいなのもできたら嬉しいですけど、まぁムリですよね(笑)
気になった3つの点に関しましては、個人的な主観コミコミの見解なので、その点はご容赦を💦
皆さんはどこが気になりましたか?コメントに書きこんで教えてもらえると嬉しいです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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