Wordでルーラーがずれる原因とその解決方法

皆さん、こんにちは。今日は、Wordを使っていて「ルーラーが思った通りに動かない」「インデントがずれてしまう」といったお悩みをお持ちの方に向けて、その原因と解決方法をわかりやすくお伝えします。

ルーラーとは？基本的な役割を理解しよう

Wordのイメージ

まず最初に、「ルーラー」って何？という方もいらっしゃるかもしれませんね。ルーラーとは、Wordの画面上部や左側に表示される「定規」のようなものです。これを使って、文章の位置やインデント（字下げ）を調整することができます。

では、なぜルーラーが思った通りに動かないのでしょうか？主な原因とその対処法を見ていきましょう。

ルーラー上には、以下のようなマーカーがあります。

ここがポイント！

これらのマーカーを正しく使わないと、意図しない位置に文字が配置されてしまいます。

Wordには、自動的に書式を調整する「入力オートフォーマット」という機能があります。これが原因で、意図しないインデントが設定されることがあります。例えば、「行の始まりのスペースを字下げに変更する」という設定が有効になっていると、スペースを入力した際に自動的にインデントが適用されることがあります。

文章内でタブとスペースを混在させて使うと、見た目が揃っていても実際の位置がずれてしまうことがあります。これにより、ルーラーでの調整が難しくなる場合があります。

では、具体的にどのようにルーラーを使ってインデントを調整すれば良いのでしょうか？以下の手順で行ってみましょう。

例えば、段落全体を右に移動させたい場合は、左インデントマーカーを右にドラッグします。

インデントマーカーをドラッグする際に、Altキーを押しながら操作すると、より細かい調整が可能です。

「表示」タブの「ルーラー」にチェックが入っているか確認してください。チェックが入っていない場合、ルーラーは表示されません。

「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→「オートコレクトのオプション」→「入力オートフォーマット」タブで、不要な設定のチェックを外すことで変更できます。

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Wordのルーラーが思った通りに動かない原因として、インデントマーカーの誤操作や入力オートフォーマットの影響などが考えられます。これらを理解し、正しく操作することで、思い通りの文書作成が可能になります。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。