皆さん、こんにちは。今日は、Wordで表を作成した際に、行の高さが思うように調整できない、つまり罫線の高さが変わらないというお悩みについて、一緒に解決していきましょう。特に、パソコン操作にあまり慣れていない方でも理解しやすいように、ゆっくり丁寧に説明していきますね。
なぜ表の行の高さが変わらないのか?
まず、どうして表の行の高さが変えられないのか、その原因を探ってみましょう。
高さ指定の設定が影響している場合
Wordでは、表の行に対して特定の高さを指定することができます。しかし、この設定が固定されていると、手動で高さを変更しようとしても反映されないことがあります。
行グリッド線の設定が影響している場合
また、ページ全体の行数を指定している場合、文字が行グリッド線に合わせられる設定になっていることがあります。これにより、行の高さが自動的に調整され、思うように変更できないことがあります。
行の高さを変更する基本的な方法
では、具体的に行の高さを変更する方法を見ていきましょう。
マウスを使った手動調整
一番直感的な方法は、マウスを使って行の境界線をドラッグすることです。
- 変更したい行の下側の境界線にマウスカーソルを合わせます。
- カーソルが上下の矢印に変わったら、クリックしてドラッグし、希望の高さに調整します。
この方法は簡単ですが、高さが固定されている場合や他の設定が影響していると、思うように調整できないことがあります。
数値を指定して高さを設定する
より正確に行の高さを設定したい場合、数値を指定する方法があります。
- 変更したい行を選択します。
- 上部の「レイアウト」タブをクリックします。
- 「セルのサイズ」グループにある「高さ」ボックスに希望の数値を入力します。
これにより、指定した高さに行を設定することができます。
行の高さが変更できない場合の対処法
それでも行の高さが変わらない場合、以下の方法を試してみてください。
高さ指定を解除する
- 表内で右クリックし、「表のプロパティ」を選択します。
- 「行」タブをクリックします。
- 「高さを指定する」のチェックを外し、「OK」をクリックします。
これで、行の高さが自動的に調整されるようになります。
行グリッド線の設定を解除する
- 表全体を選択します。
- 「ホーム」タブの「段落」グループ右下の矢印をクリックし、「段落」ダイアログボックスを開きます。
- 「インデントと行間隔」タブで、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外し、「OK」をクリックします。
この設定を解除することで、行の高さを自由に調整できるようになります。
よくある質問や疑問
Q1. 行の高さを固定したい場合はどうすればいいですか?
行の高さを固定するには、以下の手順を試してみてください。
- 表内で右クリックし、「表のプロパティ」を選択します。
- 「行」タブをクリックします。
- 「高さを指定する」にチェックを入れ、希望の数値を入力します。
- 「高さの設定」を「固定値」に設定し、「OK」をクリックします。
これで、行の高さが固定されます。
Q2. 特定の行だけ高さを変更することはできますか?
はい、可能です。変更したい行を選択し、前述の方法で高さを調整してください。ただし、他の設定が影響している場合は、まずそれらを解除する必要があります。
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まとめ
いかがでしたか?Wordで表の行の高さが変わらないときの原因と、その対処法についてご紹介しました。設定を見直すことで、思い通りの表を作成することができます。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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