皆さん、Wordで画像を挿入した際に、思ったようにテキストと画像の配置ができずに困ったことはありませんか?特に、画像の周りにテキストを綺麗に配置する「文字列の折り返し」は、文書の見栄えを大きく左右します。今回は、そんな「文字列の折り返し」をVBA(Visual Basic for Applications)を使って自在にコントロールする方法をご紹介します。初心者の方でも安心して取り組める内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
文字列の折り返しとは?
まず、「文字列の折り返し」について簡単におさらいしましょう。これは、画像や図形を文書内に配置した際、その周りにテキストをどのように配置するかを指定する機能です。具体的には、以下のような種類があります。
- 行内画像をテキストと同じ行内に配置し、文字列は画像の前後に配置されます。
- 四角形画像の周囲を四角形として扱い、その周りに文字列が配置されます。
- 外周画像の輪郭に沿って文字列が配置されます。
- 上下画像の上部と下部にのみ文字列が配置され、左右には配置されません。
- 前面画像が文字列の前面に配置され、文字列は画像の背後に隠れます。
- 背面画像が文字列の背面に配置され、文字列が画像の上に表示されます。
これらの設定を適切に使い分けることで、文書全体のレイアウトを美しく整えることができます。
VBAで画像の文字列の折り返しを設定する方法
では、実際にVBAを使って画像の文字列の折り返しを設定する方法を見ていきましょう。以下の手順で進めていきます。
- Wordを開き、Altキーを押しながらF11キーを押して、VBAエディターを起動します。
- メニューから挿入を選び、標準モジュールをクリックして新しいモジュールを作成します。
- 以下のコードを入力します。
vba
Sub SetPictureWrapType()
Dim shp As InlineShape
For Each shp In ActiveDocument.InlineShapes
If shp.Type = wdInlineShapePicture Then
shp.ConvertToShape.WrapFormat.Type = wdWrapSquare
End If
Next shp
End Sub
このコードは、文書内のすべてのインライン画像を対象に、文字列の折り返しを「四角形」に設定するものです。
- コードを入力したら、F5キーを押してマクロを実行します。
- Wordの文書に戻り、画像の文字列の折り返しが変更されていることを確認します。



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