Word VBAでPDFに印刷する方法【初心者向け解決ガイド】

2025.03.13

皆さん、こんにちは。今日は、WordのVBAを使って文書をPDF形式で保存する方法をご紹介します。パソコンやスマホにあまり詳しくない方でも大丈夫です。一緒に学んでいきましょう。

Word VBAとは何か？
なぜPDF形式で保存するのか？
VBAを使ってWord文書をPDFに保存する方法
よくある質問や疑問
1. Q1: VBAコードを実行してもPDFが作成されません。どうすればいいですか？
2. Q2: 特定のフォルダにPDFを保存したいのですが、どうすればいいですか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Word VBAとは何か？

Wordのイメージ

まず、VBAについて簡単に説明します。VBAは「Visual Basic for Applications」の略で、Microsoft Office製品に組み込まれているプログラミング言語です。これを使うと、WordやExcelの作業を自動化することができます。

なぜPDF形式で保存するのか？

文書をPDF形式で保存すると、以下のようなメリットがあります

ここがポイント！

互換性が高いPDFは多くのデバイスやプラットフォームで同じように表示されます。
編集が難しい内容の改ざんを防ぐことができます。
印刷に適しているレイアウトが崩れにくく、印刷結果が安定しています。

VBAを使ってWord文書をPDFに保存する方法

それでは、実際にVBAを使ってWord文書をPDFに保存する手順をご紹介します。

1. 開発タブを表示する

まず、Wordの「開発」タブを表示する必要があります。以下の手順で行います

Wordを開き、左上の「ファイル」をクリックします。
「オプション」を選択します。
「リボンのユーザー設定」をクリックし、右側の「開発」にチェックを入れます。
「OK」をクリックして設定を保存します。

2. マクロを作成する

次に、実際のマクロを作成します。

「開発」タブをクリックし、「マクロの記録」を選択します。
マクロ名を入力し、「OK」をクリックします。
「マクロの記録」を再度クリックして停止します。
「マクロ」をクリックし、先ほど作成したマクロを選択して「編集」をクリックします。

3. VBAコードを入力する

以下のコードを入力します

vba

Sub SaveAsPDF()

    Dim filePath As String

    filePath = Application.ActiveDocument.Path & "\" & Left(ActiveDocument.Name, Len(ActiveDocument.Name) - 5) & ".pdf"

    ActiveDocument.ExportAsFixedFormat OutputFileName:=filePath, ExportFormat:=wdExportFormatPDF

    MsgBox "PDFとして保存されました: " & filePath

End Sub

このコードは、現在の文書と同じ場所に、同じ名前でPDFを保存します。