皆さん、Wordで文章を作成しているときに、文字サイズを変更したら行間が急に広がってしまった経験はありませんか?今回は、その原因と解決方法を初心者の方にもわかりやすくお伝えします。
なぜWordの行間が広がるのか?
Wordで文字サイズを大きくすると、行間も一緒に広がってしまうことがあります。これは、Wordの設定が文字のサイズに合わせて行間を自動的に調整するようになっているためです。特に、フォントによってはこの現象が顕著に現れます。
フォントと行間の関係
例えば、標準フォントの「游明朝」を使用している場合、文字サイズを11ポイント以上にすると行間が広がることがあります。これは、フォント自体のデザインや設定が影響しているためです。
行間が広がったときの対処方法
では、行間が広がってしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?以下に具体的な手順を説明します。
段落設定で行間を調整する
- 行間を調整したい段落を選択します。
- 「ホーム」タブの「段落」グループにある右下の小さな矢印をクリックします。
- 表示された「段落」ダイアログボックスの「インデントと行間隔」タブで、「行間」の設定を「固定値」に変更します。
- 「間隔」の欄に、希望する行間の値(例えば、12ptなど)を入力します。
- 「OK」をクリックして設定を適用します。
この操作により、文字サイズを変更しても行間が一定に保たれます。
「行グリッド線に合わせる」設定を解除する
もう一つの方法として、「行グリッド線に合わせる」設定を解除する方法があります。
- 行間が広がっている段落を選択します。
- 「ホーム」タブの「段落」グループにある右下の小さな矢印をクリックします。
- 表示された「段落」ダイアログボックスの「インデントと行間隔」タブで、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外します。
- 「OK」をクリックして設定を適用します。
この設定を解除することで、行間が自動的に広がるのを防ぐことができます。
よくある質問や疑問
Q1: 文字サイズを大きくすると必ず行間が広がるのですか?
いいえ、必ずしもそうではありません。フォントの種類やWordの設定によって異なります。特定のフォントや設定では、文字サイズを大きくすると行間が広がることがあります。
Q2: 行間を調整しても元に戻ってしまうのですが、どうすればいいですか?
その場合、「既定に設定」を使用して、現在の設定を標準の設定として保存することをおすすめします。これにより、新しい文書でも同じ設定が適用されます。
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まとめ
Wordで行間が広がってしまう原因と、その対処方法について解説しました。設定を見直すことで、思い通りの行間に調整できます。ぜひ試してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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