皆さん、Wordで文章を作成していて、漢字の上にふりがな（ルビ）を振りたいと思ったことはありませんか？特にお子さんや日本語を学んでいる方に資料を作る際、ルビはとても便利ですよね。しかし、ルビを振るとその行だけ行間が広がってしまい、見た目が不揃いになって困った経験はありませんか？今日は、そんなお悩みを解決する方法を、初心者の方にもわかりやすくお伝えします。
ルビを振ると行間が広がる理由
まず、なぜルビを振ると行間が広がってしまうのかを説明します。Wordの初期設定では、ルビを振るとその分だけ行の高さが自動的に調整され、結果としてルビを振った行だけ行間が広がってしまいます。これは、ルビが親文字（漢字など）の上に表示されるため、そのスペースを確保しようとするからです。
行間を揃えるための具体的な手順
では、ルビを振っても行間を均一に保つ方法を具体的に見ていきましょう。
- ルビを振りたい文字を選択するまず、ルビを付けたい漢字や単語をマウスでドラッグして選びます。
- ルビを挿入する選択した状態で、Wordの「ホーム」タブにある「ルビ」ボタンをクリックします。すると、ルビの入力画面が表示されますので、適切なふりがなを入力して「OK」をクリックします。
- 行間の調整ルビを振った結果、行間が広がってしまった場合、その段落全体を選択します。次に、「ホーム」タブの「段落」グループにある右下の小さな矢印（段落設定）をクリックします。
- 段落設定の変更表示された「段落」ダイアログボックスの「インデントと行間隔」タブで、「行間」を「固定値」に設定します。そして、「間隔」の値を適切なポイント数に設定します。一般的には、使用しているフォントサイズにルビのサイズやオフセット値を加えた値が目安となります。
- 設定を適用する最後に「OK」をクリックすると、ルビを振った行と他の行の行間が均一に揃います。
この手順を踏むことで、ルビを振っても行間が広がらず、文書全体の見た目が整います。
よくある質問や疑問
Q1: ルビを振った後、行間が広がらないようにするにはどうすればいいですか？
ルビを振った後、行間が広がるのはWordの初期設定によるものです。これを防ぐには、段落の行間設定を「固定値」に変更し、適切な間隔を設定することで解決できます。
Q2: ルビを振ったのに、ふりがなが表示されない場合の対処法は？
ふりがなが表示されない場合、段落の「文字の配置」が「上揃え」になっている可能性があります。この場合、「段落」ダイアログボックスの「体裁」タブで「文字の配置」を「自動」に変更すると、正しく表示されるようになります。
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まとめ
いかがでしたか？Wordでルビを振ると行間が広がってしまう問題は、段落設定を見直すことで簡単に解決できます。これで、見た目が美しい文書を作成できますね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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