皆さん、Wordで文章を作成していて、「なんだか行間が広すぎるな」と感じたことはありませんか？特に最近、Wordを開くとフォントサイズが11ptになっていたり、行間が広がっていたりして、戸惑う方も多いようです。これは、2024年のアップデートでWordの標準テンプレートが変更されたためなんです。今日は、この問題の解決方法を初心者の方にもわかりやすくお伝えします。
Wordの行間が広がる原因とは？
Wordのイメージ
まず、なぜ行間が広がってしまうのか、その原因を見てみましょう。
アップデートによる標準テンプレートの変更
2024年のアップデート以降、Wordの標準テンプレートが変更され、以下のような設定になっています。
| 設定項目 | 新しい設定 | 以前の設定 |
|---|---|---|
| フォントサイズ | 11pt | 10.5pt |
| 段落後の間隔 | 8pt | 0pt |
| 行間 | 1.08倍 | 1行 |
この変更により、以前よりも行間が広く感じられるようになったのです。
行間を元の設定に戻す方法
では、具体的に行間を以前の設定に戻す手順をご紹介します。
フォントサイズと行間の調整
1. フォントサイズの変更
– Wordを開き、ホームタブの「フォントサイズ」をクリックし、10.5ptに設定します。
2. 行間の設定
– ホームタブの「段落」グループにある「行と段落の間隔」ボタンをクリックします。
– 表示されるメニューから「1.0」を選択します。
3. 段落後の間隔の調整
– 同じく「段落」グループの右下にある小さな四角（段落設定）をクリックします。
– 「段落」ダイアログボックスが表示されるので、「インデントと行間隔」タブ内の「間隔」セクションで「後」を0ptに設定します。
4. 既定に設定
– 設定が完了したら、同じダイアログボックス内の「既定に設定」ボタンをクリックします。
– 「このテンプレートを使用したすべての文書」を選択し、「OK」をクリックします。
これで、次回以降、新しい文書を作成する際も、以前の設定が適用されるようになります。
よくある質問や疑問
Q1: 設定を変更しても行間が狭くならない場合はどうすればいいですか？
フォント自体が行間に影響を与えている可能性があります。特に「游明朝」などのフォントは、デザイン上、行間が広くなる傾向があります。この場合、別のフォント（例えば「MS 明朝」や「MS ゴシック」）に変更してみてください。
Q2: 特定の文書だけ行間を調整したい場合はどうすればいいですか？
A2: 特定の文書や段落だけ行間を調整したい場合は、該当する部分を選択し、上記の手順で行間や段落後の間隔を設定してください。ただし、「既定に設定」は選択せず、「OK」をクリックするだけで、その文書内の選択部分だけに適用されます。
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まとめ
いかがでしたか？Wordの行間が広がってしまう原因と、その解決方法についてご紹介しました。設定を見直すことで、以前のような見やすい文書作成が可能になります。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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