Wordで文書を作成していると、「テキストボックスの中の文字と枠との間に余白がありすぎて、見た目が気になる」「逆に、余白が狭すぎて文字が枠にくっついてしまう」といった悩みが出てきますよね。特に、パソコンやスマホの操作に不安がある方にとって、こうした細かな調整は少しハードルが高く感じられるかもしれません。
でも安心してください。今回は、そんな初心者の方でも安心してできる、Wordでのテキストボックスの余白調整方法を、わかりやすくお伝えします。これを読めば、文書の見た目がぐっと整い、印象がアップすること間違いなしです。
テキストボックスの余白を調整する基本の手順
まずは、テキストボックスの余白を調整する基本的な方法からご紹介します。
- 余白を調整したいテキストボックスをクリックして選択します。
- 選択した状態で右クリックし、表示されるメニューから「図形の書式設定」を選びます。
- 右側に「図形の書式設定」ウィンドウが表示されるので、そこから「文字のオプション」をクリックします。
- 「レイアウトとプロパティ」を選択し、「テキストボックス」の項目をクリックします。
- 表示された設定項目で、上下左右の余白を数値で指定します。例えば、上余白を「0」に設定すると、文字が枠の上端にぴったりと配置されます。
この手順で、テキストボックス内の余白を自由に調整できます。文字と枠との間のスペースが気になるときに便利な方法です。
上部の余白が気になるときの追加調整方法
「上の余白をさらに小さくしたい」「文字を枠の上端にぴったりと配置したい」と思ったことはありませんか? そんなときは、行間の設定を調整することで解決できます。
- テキストボックス内の1行目の文字をクリックして選択します。
- 「ホーム」タブの「段落」グループにある「段落の設定」ボタン(右下の矢印)をクリックします。
- 表示される「段落」ダイアログボックスで、「インデントと行間隔」タブを選択します。
- 「間隔」の「行間」のプルダウンメニューから「固定値」を選び、間隔の数値を入力します。例えば、「15pt」と設定すると、上の余白が小さくなります。
- 「OK」をクリックして設定を反映させます。
この方法で、上部の余白をさらに小さく調整できます。特に、タイトルや見出しなど、文字を枠の上端にぴったりと配置したいときに役立ちます。
よくある質問や疑問
Q1: テキストボックスの内側の余白をゼロに設定することはできますか?
はい、できます。図形の書式設定メニューから「テキストボックスの余白」をゼロに設定すれば、内側の余白をなくすことができます。ただし、文字が枠にぴったりくっつくため、見やすさを考慮して少し余白を残すのが一般的です。
Q2: テキストボックスごとに余白のサイズを変更できますか?
はい、可能です。各テキストボックスに対して個別に余白を設定できるので、用途に応じてそれぞれのテキストボックスで調整してください。
Q3: 上下左右の余白をそれぞれ別の数値に設定できますか?
はい、できます。図形の書式設定メニューから、上下左右の余白をそれぞれ異なる数値に設定することが可能です。
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まとめ
テキストボックスの余白を適切に調整することで、文書のレイアウトが整い、見た目が美しくなります。特に、余白の調整は見た目だけでなく、読みやすさにも大きな影響を与える重要なポイントです。
今回ご紹介した手順を活用し、状況に応じて柔軟に余白を調整して、用途に合った美しい文書を仕上げましょう。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。





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