Wordで正規表現（ワイルドカード）を使って検索・置換する方法【初心者向け解決ガイド】

Wordで文書を編集していると、「特定のパターンの文字列を一括で変更したい」「書式を維持したまま置換したい」といった場面に遭遇することがあります。そんなときに便利なのが、正規表現（ワイルドカード）を使った検索・置換機能です。

でも、「正規表現って難しそう…」「使い方がわからない…」と感じる方も多いのではないでしょうか？安心してください。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、Wordでの正規表現の使い方を丁寧に解説します。

ワイルドカードって何？

Wordのイメージ

まず、「ワイルドカード」とは、特定の文字やパターンを検索するための特殊な記号のことです。例えば、「任意の1文字を検索したい」「数字だけを検索したい」といった場合に使用します。

Wordでは、ワイルドカードを使って、通常の検索では難しい条件での検索や置換が可能になります。

以下は、Wordで使用できる主なワイルドカードの記号とその意味です

ここがポイント！

例えば、「数字の後にスペースがある場合、そのスペースを削除したい」といった場合、以下のように設定します

ここがポイント！

この設定で、数字の後にある改行を削除することができます。

Wordでは、検索・置換を行う際に、文字の書式（太字、下付き、上付きなど）も一緒に変更することができます。これを利用すると、特定の書式を持つ文字列だけを一括で変更することが可能です。

例えば、「上付き文字を検索して、その前後に特定の文字を追加したい」といった場合、以下の手順で行います

これで、上付き文字の前後に指定した文字を追加することができます。

ワイルドカードを使用する際は、「検索と置換」ダイアログボックスで「オプション」をクリックし、「ワイルドカードを使用する」にチェックを入れます。その後、検索する文字列にワイルドカードの記号を直接入力します。

はい、可能です。例えば、「数字の後にスペースがあり、その後にアルファベットが続く文字列」を検索したい場合、以下のように設定します

これで、数字とアルファベットの間の改行を削除することができます。

はい、可能です。検索する文字列に書式を指定することで、その書式を持つ文字列だけを検索することができます。また、置換後の文字列に書式を設定することで、置換後の文字列の書式を変更することができます。

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Wordのワイルドカード機能を使うことで、通常の検索・置換では難しい条件での検索や置換が可能になります。初心者の方でも、基本的な記号と使い方を覚えることで、文書の編集作業を効率化することができます。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。