Wordの自動回復機能設定ガイド：初心者でも安心！大切な文書を守る方法

突然のパソコンのシャットダウンやアプリケーションのクラッシュで、せっかく作成したWord文書が消えてしまうと、本当に困りますよね。そんなときに頼りになるのが、Microsoft Wordの「自動回復」機能です。今回は、この機能の設定方法と、万が一の際の文書復元方法について、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

自動回復機能とは？

Wordのイメージ

Wordの自動回復機能は、作業中の文書を一定の間隔で自動的に保存し、万が一のトラブル時に文書を復元できるようにするものです。これにより、突然のパソコンのシャットダウンやアプリケーションのクラッシュでも、作業内容を失うリスクを大幅に減らすことができます。

自動回復機能の設定方法

自動回復機能を有効にすることで、作業中の文書を定期的に保存し、万が一の際に復元できるようにすることができます。以下の手順で設定を行いましょう。

これで、自動回復機能が有効になり、指定した時間間隔で文書が自動的に保存されるようになります。

未保存の文書を復元する方法

万が一、保存せずにWordを閉じてしまった場合でも、以下の手順で未保存の文書を復元できる可能性があります。

これで、未保存の文書を復元することができます。

自動回復ファイルの保存場所と手動での復元方法

万が一、上記の方法で復元できなかった場合でも、以下の手順で自動回復ファイルを手動で検索し、復元できる可能性があります。

これで、自動回復ファイルから文書を復元することができます。

よくある質問や疑問

Q1: 自動回復機能を有効にしているのに、文書が復元できませんでした。なぜですか？

自動回復機能は、Wordが正常に終了しなかった場合に作動します。正常に終了した場合、保存されていない変更は自動回復ファイルに保存されません。また、設定した時間間隔内に変更がなかった場合、保存される内容がないこともあります。

Q2: 自動回復ファイルはどこに保存されていますか？

自動回復ファイルは、以下のフォルダーに保存されます。

• Word 2013以降: C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Word
• Microsoft 365: C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Office\UnsavedFiles

これらの場所にアクセスし、拡張子が「.asd」のファイルを探してください。

Q3: 自動回復機能の保存間隔はどのくらいが適切ですか？

一般的には、5分ごとに設定することをおすすめします。これにより、万が一の際に失われるデータを最小限に抑えることができます。ただし、保存間隔を短く設定すると、パソコンのパフォーマンスに影響を与える可能性があるため、環境に応じて調整してください。

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まとめ

Wordの自動回復機能を活用することで、突然のトラブル時にも大切な文書を守ることができます。設定方法や復元方法を理解し、万が一の際に備えておきましょう。もし、設定や復元方法について不明な点がありましたら、お気軽にLINEからお声掛けください。