Wordで文書を作成していると、「H₂O」や「x²」のように、文字を上や下に小さく配置したい場面がありますよね。これらの「上付き文字」や「下付き文字」は、化学式や数学式、商標などでよく使われます。今回は、初心者の方にもわかりやすく、これらの文字をWordで簡単に入力する方法をご紹介します。
上付き文字・下付き文字とは?
まず、上付き文字と下付き文字について簡単に説明します。
- 上付き文字は、文字の右上に小さく配置される文字で、指数や商標記号(例x²、Ⓡ)などに使用されます。
- 下付き文字は、文字の右下に小さく配置される文字で、化学式や数学式(例H₂O、CO₂)などに使用されます。
これらの文字をWordで入力する方法を見ていきましょう。
上付き文字・下付き文字の入力方法
方法1リボンの「ホーム」タブを使う
1. 上付き文字や下付き文字にしたい文字を選択します。
2. 「ホーム」タブの「フォント」グループにある「上付き」または「下付き」ボタンをクリックします。
これで、選択した文字が上付き文字または下付き文字として表示されます。
方法2キーボードショートカットを使う
キーボードショートカットを使うと、さらに素早く入力できます。
- 上付き文字Ctrl + Shift + +(プラス)
- 下付き文字Ctrl + =(イコール)
文字を選択した状態で、上記のショートカットキーを押すと、対応する書式が適用されます。
方法3フォントダイアログボックスを使う
より細かい設定を行いたい場合は、フォントダイアログボックスを使用します。
- 上付き文字や下付き文字にしたい文字を選択します。
- 「ホーム」タブの「フォント」グループにある小さな矢印(フォントダイアログボックス起動ツール)をクリックします。
- 「フォント」ダイアログボックスが表示されるので、「上付き」または「下付き」のチェックボックスをオンにします。
- 「OK」をクリックして設定を適用します。
上付き文字・下付き文字の解除方法
設定した上付き文字や下付き文字を元に戻す方法も簡単です。
- 解除したい文字を選択します。
- 再度、「ホーム」タブの「上付き」または「下付き」ボタンをクリックします。
- または、キーボードショートカット(上付き文字の場合はCtrl + Shift + +、下付き文字の場合はCtrl + =)を再度押します。
これで、選択した文字の書式が解除され、通常の文字に戻ります。
よくある質問や疑問
Q1: 上付き文字と下付き文字を同時に使いたい場合はどうすれば良いですか?
上付き文字と下付き文字を同じ文字列内で同時に使用する場合は、「数式」機能を活用すると便利です。例えば、「x² + y₂」のように、同じ行内で上付き文字と下付き文字を組み合わせて表示できます。
Q2: 上付き文字や下付き文字を使う際の注意点はありますか?
上付き文字や下付き文字は、通常の文字よりも小さく表示されるため、文字の読みやすさに影響を与えることがあります。使用する際は、文書全体のバランスを考慮して適切に配置してください。
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まとめ
Wordで上付き文字や下付き文字を使用することで、文書がより専門的で見栄えの良いものになります。以下の方法で簡単に入力できます。
- リボンの「ホーム」タブを使う
- キーボードショートカットを使う
- フォントダイアログボックスを使う
上付き文字や下付き文字を使いこなして、より魅力的な文書作成に挑戦してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。





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