Wordで「同じ書式を選択」機能を使おうとしたけれど、うまくいかないことはありませんか?特に、パソコンに不安がある方や、スタイルの使い方に自信がない方には、ちょっとした操作が難しく感じられるかもしれません。今回は、そんな初心者の方でも安心して使えるように、わかりやすく解説します。
「同じ書式を選択」とは?
「同じ書式を選択」は、Wordにある便利な機能のひとつです。例えば、見出しや太字、色付き文字など、特定の書式が設定された部分を一度に選択できるので、文書の編集や修正がとても効率的に行えます。
なぜ「同じ書式を選択」がうまくいかないのか?
この機能がうまく動作しない原因として、以下の点が考えられます。
- スタイルの設定が不完全
スタイルウィンドウのオプションで、「段落書式」「文字書式」「箇条書きと段落番号の書式」の3つが選択されていないと、正しく動作しないことがあります。 - 書式の履歴が影響している
「書式の履歴を維持する」設定がオンになっていると、スタイルが正しく適用されない場合があります。 - 文書の不具合
文書自体に何らかの不具合があると、機能が正常に動作しないことがあります。
初心者でもできる!「同じ書式を選択」の使い方
ここでは、実際に「同じ書式を選択」を使う手順を、わかりやすく説明します。
- スタイルウィンドウを表示する
Wordの「ホーム」タブにある「スタイル」グループの右下にある小さな矢印をクリックして、スタイルウィンドウを表示します。 - スタイルウィンドウのオプションを設定する
スタイルウィンドウの右下にある「オプション」をクリックし、「スタイルとして表示する書式」の項目で「段落書式」「文字書式」「箇条書きと段落番号の書式」の3つにチェックを入れます。 - 書式を選択する
文書内で、特定の書式が設定された部分にカーソルを合わせ、スタイルウィンドウでそのスタイルを右クリックし、「同じ書式を選択」をクリックします。
これで、同じ書式が設定された部分がすべて選択されます。
よくある質問や疑問
Q1: スタイルウィンドウが表示されません。
「ホーム」タブの「スタイル」グループの右下にある小さな矢印をクリックすると、スタイルウィンドウが表示されます。
Q2: 「同じ書式を選択」がうまく動作しません。
スタイルウィンドウのオプションで、「段落書式」「文字書式」「箇条書きと段落番号の書式」の3つにチェックが入っているか確認してください。
Q3: 書式の履歴を維持する設定を変更するにはどうすればよいですか?
「ファイル」タブから「オプション」を選択し、「詳細設定」タブの「編集と日本語入力」セクションで「書式の履歴を維持する」のチェックをオフにしてください。
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まとめ
「同じ書式を選択」は、Wordでの作業を効率化するための強力なツールです。初心者の方でも、上記の手順を試してみることで、スムーズに使いこなせるようになるでしょう。もし、操作に不安がある場合や、さらに詳しいサポートが必要な場合は、お気軽にLINEからお声掛けください。





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