Word VBAで変更履歴を削除する方法|初心者でもできる簡単マクロ解説

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Wordで文書を編集していると、変更履歴がたくさん残ってしまうことがありますよね。特に、他の人と共同で作業した場合や、レビューを受けた後など、履歴を削除したい場面が多いです。今回は、そんな「変更履歴を削除したいけど、どうすればいいの?」という方のために、初心者でもできるWord VBAマクロの使い方をご紹介します。

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変更履歴とは?

Wordのイメージ

Wordのイメージ

まず、変更履歴って何だろう?と思う方もいらっしゃるかもしれません。変更履歴とは、文書に加えた変更内容(挿入、削除、書式変更など)を記録する機能です。これにより、誰が、いつ、どのような変更を加えたのかを確認することができます。

でも、文書が完成した後や、他の人に見せる前には、この変更履歴を削除したいですよね。

変更履歴を削除する方法

変更履歴を削除するには、手動で一つ一つ「承諾」や「拒否」をする方法もありますが、文書が長くなると非常に手間がかかります。そこで、VBAマクロを使うと、簡単に一括で削除することができます。

VBAマクロで変更履歴を削除する手順

  1. Wordを開き、対象の文書を表示します。
  2. 「Alt」キーを押しながら「F11」キーを押して、VBAエディタを開きます。
  3. 「挿入」メニューから「標準モジュール」を選択します。
  4. 開いたモジュールウィンドウに、以下のコードを貼り付けます。
vba
Sub 変更履歴を削除する()
Dim rev As Revision
For Each rev In ActiveDocument.Revisions
rev.Accept
Next rev
End Sub

5. 貼り付けたら、「F5」キーを押してマクロを実行します。

これで、文書内のすべての変更履歴が削除されます。

注意点

* このマクロは、すべての変更履歴を「承諾」するものです。もし、特定の変更だけを残したい場合は、個別に操作する必要があります。
* マクロを実行する前に、必ず文書のバックアップを取っておくことをおすすめします。

よくある質問や疑問

Q1: 変更履歴を「拒否」するマクロはありますか?

はい、変更履歴を「拒否」するマクロも作成できます。以下のコードを使用してください。

vba
Sub 変更履歴を拒否する()
Dim rev As Revision
For Each rev In ActiveDocument.Revisions
rev.Reject
Next rev
End Sub

このマクロを実行すると、すべての変更履歴が「拒否」されます。

Q2: 変更履歴を削除した後、文書を保存する方法は?

変更履歴を削除した後、文書を自動で保存するには、以下のコードをマクロに追加してください。

vba
ActiveDocument.Save

これにより、マクロ実行後に文書が自動で保存されます。

Q3: VBAマクロの実行がうまくいかない場合の対処法は?

VBAマクロがうまく実行できない場合、以下の点を確認してください。

* マクロが有効になっているか確認する。
* コードに誤りがないか再確認する。
* Wordのバージョンがマクロに対応しているか確認する。

それでも解決しない場合は、専門のサポートを利用することをおすすめします。

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まとめ

今回は、Word VBAを使って変更履歴を削除する方法をご紹介しました。手動では時間がかかる作業も、VBAマクロを使うことで簡単に一括処理できます。ぜひ、試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。

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