Wordで文書を編集していると、他の人に変更履歴を見られたくない、あるいは変更履歴を勝手にオフにされないようにしたい場面がありますよね。そんなときに便利なのが「変更履歴のロック」機能です。今回は、パソコンに不安がある方でも安心して使えるよう、わかりやすく解説します。
変更履歴のロックとは?
「変更履歴のロック」は、文書の変更履歴を他のユーザーが意図せずにオフにできないようにする機能です。これにより、誰がどの部分を変更したかをしっかりと記録し、文書の改ざんを防ぐことができます。
変更履歴のロックをかける手順
では、実際にWordで変更履歴のロックをかける方法を見ていきましょう。
- 「校閲」タブを開く
Wordの上部にある「校閲」タブをクリックします。 - 「変更履歴の記録」をクリック
「変更履歴の記録」ボタンの▼をクリックし、表示されるメニューから「変更履歴のロック」を選択します。 - パスワードを設定
表示されたダイアログボックスで、変更履歴をロックするためのパスワードを入力します。確認のため、もう一度同じパスワードを入力し、「OK」をクリックします。
これで、他のユーザーが変更履歴をオフにすることができなくなります。
変更履歴のロックを解除する方法
ロックを解除したい場合も簡単にできます。
- 「校閲」タブを開く
再度、「校閲」タブをクリックします。 - 「変更履歴のロック」を選択
「変更履歴の記録」ボタンの▼をクリックし、「変更履歴のロック」を選択します。 - パスワードを入力
設定したパスワードを入力し、「OK」をクリックします。
これで、変更履歴のロックが解除され、他のユーザーが変更履歴をオフにできるようになります。
よくある質問や疑問
Q1: 変更履歴のロックはどのバージョンのWordでも使えますか?
変更履歴のロック機能は、Word 2013以降のバージョンで利用できます。Word 2010以前のバージョンでは使用できないため、バージョンを確認してから操作してください。
Q2: 変更履歴のロックをかけても、他の人が変更履歴を見られなくなるわけではないのですか?
変更履歴のロックは、他のユーザーが変更履歴をオフにできないようにする機能です。変更履歴自体は引き続き表示されますが、意図しない変更履歴の削除を防ぐことができます。
Q3: パスワードを忘れた場合、ロックを解除することはできませんか?
パスワードを忘れた場合、ロックを解除することはできません。パスワードは慎重に管理し、忘れないようにしてください。
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まとめ
Wordの「変更履歴のロック」機能を使うことで、文書の変更履歴を他のユーザーが意図せずにオフにすることを防ぎ、文書の改ざんを防止できます。操作も簡単で、パソコンに不安がある方でも安心して使えます。ぜひ、文書の管理に役立ててください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。





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